「うぬうぬ」の意味は?他の津軽弁の言葉も凄い件について!

「うぬうぬ」ってどういう意味?うーん・・・
青森の方言『津軽弁』って聞きとりづらいうえに、言葉を拾えたとしても意味がさっぱりわかりませんよね。

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その謎すぎる津軽弁について、親戚に青森人がいて子供の頃からよく青森にも行っていた管理人が津軽弁について解説&紹介していきます。

 

「うぬうぬど けんどわだれば ひがれるろ」ってどういう意味?

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テレビで話題になったこの看板、そしてこのフレーズ。

「うぬうぬど けんどわだれば ひがれるろ」とは?

はい。 初めて見た時、あぁこれは

のろのろと 県道を渡っていたら 轢かれちゃうよ」

っていう意味だと思いました。ですが正解は

急いで 県道を渡っていたら 轢かれちゃうよ

要するに『あわてて急ぐとあぶないよ!』という意味なのだそうです。
『うぬうぬ』が『急いで』や『慌てて』という意味なんですね。
この言葉、弘前市の交通安全、思いやり俳句ということなのですが、同じ津軽地区で隣の市である青森市に住む親戚に聞いてみたところ

「うぬうぬって普段ほどんど使わねーはんでなー(使わないからなぁ)、わーも(私も)わがんねがったよ(判らなかったよ)」

って言われました。
そして重ねて

「それはひろさぎ(弘前)のほでよぐ使うこどばだべながな(言葉だろうかね)」

と言われました。

青森市と弘前市との間は距離にして約40km程、大体上野〜八王子間とほぼ同じ位でそんなに離れているわけでもなく同じ津軽地方に分けられますがそれでも方言が微妙に違うのだそうです。
これは地方ならではの特徴で、気候や地形による要因から同じ地域内で文化が完結してしまう事が多く、離れた地域間の人の移動や文化交流が東京などの都会に比べ少ないためであるようですね。

うーん青森にはまだまだ知られていない方言がいっぱいありそうですね。
しかしここまでで既にお気づきの方も多いかと思いますが津軽弁にはとにかく濁音&半濁音が多いですよね(笑)

他にもまさか・・・な青森の津軽弁!

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昔からよく青森に行っていた時に、青森生まれ青森育ちの純青森産(失礼)な親戚の伯母さんと話していて

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「えっ?」

と意味がわからず聞き直した事が何度もありました。
そんな数々の言葉の中でも一聴しただけでは(多分)分からない、『外国語』クラスの破壊力を持った津軽弁を紹介しようと思います。

津軽弁のこの単語、フレーズの意味わかりますか?

  1. きみくが?
  2. べご
  3. じぇんこねんだばえさけってこ
  4. たげかたくちゃねー
  5. ねぷてくてもえさいげばまいねよ
  6. わらはんど

コレを標準語とは全く違うアクセントでかつ早口で話されたので初めて聞いた時はもちろん何の事かさっぱり解りませんでした。何度かリピートしてもらった事を今でも忘れません。

 

そろそろわかりましたか?

その意味は

  1. トウモロコシ食べるかい?
    きみトウモロコシ、くが食べるかい?
  2. お金無いなら家に帰ってきなさい
    じぇんこお金、えさ家に、けってこ帰ってきなさい
  3. 相当イライラする
    たげ相当、かちゃくちゃねーイライラするー
  4. 眠くても家行っちゃダメだよ
    ねぷてくてもねむくても、えさ家に、まいねダメ
  5. こども

です。どうでしたか?
すべて解ったあなたは既に青森に何かしらの縁がある方ではないかと思います。

他にもゴミを捨てることを『なげる』といったり、心地よい事とを『あずまし』といったり沢山の方言がまだまだあります。

 

そして津軽弁には先ほども話したように濁音が多いです。
1~5までの中で津軽弁の中に濁音及び半濁音は計11個、ですが解答(標準語)のなかに濁音及び半濁音は計3個しかありませんでした。明らかに違いますね。

これはよく言われるように寒い地域において意思を伝達する上でなるべく口を開かず早くそれでいながらはっきり伝えるために濁音が多くなっっていったようです。
中央からの距離(遠ければ遠い程標準語を使う及び聞く機会が少なくなる)と気候(地理的要因)が作用し独自進化したのですね。

ちなみに北海道は中央からの屯田兵が行きその言葉が広く使われたため標準語に近いのです。
(ですが現在ほぼ話せる人のいない北海道の原住民族『アイヌ』の言葉『アイヌ語』は津軽弁をさらに凌駕する難解さ)

 

どうでしたか?

現在では通信の発達により地方にいても標準語に触れる機会が以前よりも増え、津軽弁に限らずどの方言もすこしづつ標準語に近くなってきているそうです。
これも時代なのでしょうか。

逆に言うと先の通信の発達や昨今の国際化によって海外の言語に触れる機会も以前より多くなり、世界のことば(英語やそれ以外も)が身近になっている部分もありますよね。

それでもまずは自国のことばを大事にしていきたいですね。

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