これって牡蠣の食あたりの症状?そんな時はどうしたらいいの?

海のミルク、栄養の宝庫「牡蠣」あのプリップリの豊満な膨らみ!喉を通る時の滑らかさ!
好きな人にとっては、想像しただけで唾が出てきますよね。生でよし、焼いてよし、フライでよし、鍋でよし、ミラクル食材の牡蠣。しかしこれが、ひとたび食あたりを起こしてしまうと、とてつもない苦痛を味わうことになります。
それが、旅行先だったりすると、その後の予定が台無しになってしまい、苦い思い出だけが残ってしまいますよね。
牡蠣好きの方へ”いざ”という時のために為に覚えておきたいことをまとめました!

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食中毒の症状と対処法

牡蠣および他の二枚貝(ホタテやアサリ等)の食中毒はノロウイルスによって起こる場合がほとんどです(ノロウイルス以外では腸炎ビブリオ・貝毒などが原因で食中毒が現れる事があります。)。

ノロウイルスの感染症には潜伏期間があり、前日の夜に食べた生牡蠣が原因で翌日の朝から症状が始まります。

潜伏期間はおよそ12~48時間程で、症状は下痢嘔吐激しい腹痛発熱および悪寒(38度程度とそれほど高くはならない)といった症状が現れます。

 

  1. 水やスポーツ飲料など、水分が摂れるようでしたら、たとえまた嘔吐してしまったとしても、少しずつこまめに摂取してください。
  2. 腹痛は苦しく下痢が続くと思いますが下痢止めの薬は絶対に飲まないでください体の毒素を外へ排出している状態ですので、辛いですが止めないようにしましょう。

 

症状は3日以内に治まることがほとんどです。
あまりにも体調が思わしくなかったり、持病がある方は、素人判断をせずに、すぐに病院に行くのが賢明です。勝手に薬を飲んだりすることは絶対やめてください。

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ノロウイルスは感染力がとても強く二次感染の恐れもあるので注意して下さい!

 

ノロウイルスは接触感染飛沫感染空気感染とあらゆる感染経路で拡散するおそれがあります。

感染者の吐しゃ物に触れるのは危険です。
処理する場合はマスク、ゴム手袋を装着して終わったら殺菌作用のある石けんでしっかり手を洗浄して下さい。
ご家族がいる場合は塩素系の漂白剤・熱湯を使い消毒や掃除をして、タオルやコップなど、同じものを使用しないよう注意してください
そして治ったかな?と思っても過信せず、消化器系がまだ弱っていますので、数日は消化の良い胃に優しい食事を摂りながら体調を整えていきましょう。

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生牡蠣にノロウイルスが蓄積?

食中毒と言うと、食材が傷みやすい梅雨時から夏場の時期が多いですが、牡蠣は冬の出荷が多いこともあり冬場(11月〜3月)に発生する食中毒の中でウイルス性食中毒を発症する可能性がダントツに高いのです。
海水がノロウイルスに汚染されると、その汚染された海水に牡蠣は常に浸っています。
その海水が腸管を通って内臓部分に蓄積し、その蓄積したウイルスは牡蠣の体内で増殖するのではな
く、少しずつ濃縮されていきます
このように濃縮されたノロウイルスを持つ牡蠣を火を通さず、生で食した場合、人間の小腸内に侵入しここでノロウイルスが猛威を振るうわけです。
生牡蠣を食べた全ての人が必ず食中毒になるわけではありません。
人によって軽い風邪のような症状しかあらわれない人もいます。免疫機能が落ちている体調がすぐれない時など症状が出やすいのです。

できるだけ食あたりを起こさないためには

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とにかく加熱することです!
しっかり火を通すと食あたりになることはまずありません。
沸騰したお湯の場合は2分程度、フライにして食べる場合は180度油で4分以上揚げてください。
こうすることで、食あたりの発生率はかなり低くなります。

それでもどうしても生の貝を食べたい!という時は牡蠣以外のホタテやサザエなどの内臓はなるべく食べないようにしましょう。
それでも「食あたりに絶対ならない」という訳ではありませんので注意!

体調がすぐれない時などは身体の免疫力が低下していますので、牡蠣に限らず生の貝類を食すのは、なるべく避けた方がよいでしょう。
免疫力が低い乳幼児高齢者も生食はなるべく控えた方がいいでしょう!

ちなみに生食用として売られているパックのものは”より新鮮だから”といわけではなく”殺菌処理されたもの”ということなのです。
加熱用のものは一般に生食用のものより安いのですが殺菌処理されていないものです。そのまま生で食べないようにして下さい!

最後に

牡蠣好きの方々は牡蠣による食あたりの苦しみを経験しても、なぜかその後、皆一同に牡蠣を食しています。嫌いになることはないようです。さすがに半年ほどは、控えるようですが、復活しています。なぜかと尋ねると「あんなに美味しいものを食べられない人生なんて考えられない!牡蠣に罪はない!」と。

できればしっかり加熱したものを食べた方が安全なのはわかっていますが、それでもやめられない生牡蠣、そのリスクや”いざ”という時のことも覚えておきながら美味しく味わいましょう!

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