家の中で蜘蛛を発見!そんな時どうすればいいの?

なぜか、気づけばそこにいる家の中の「蜘蛛」!その習性を知れば、あまり怖がる必要はありません!
むしろ人間にとって”益虫”なんですよ!ここではその蜘蛛について詳しく紹介していきます。

蜘蛛はどこから入ってくるの?

家というものは、どんなに掃除をして、清潔を保ち、気密性に優れていたとしても、日々の生活において、ドアを開けないと外には出られないし、来客はあるし、窓を開けないと空気の入れ替えもできないし。

と、ごくごく普通の生活をしている中でも、どこかしらに必ず隙間があります。
網戸しかり、換気扇しかり、その隙間から、まずはハエやゴキブリ達がやってきます。
虫たちが入った事を瞬時に感知し、それを餌とする蜘蛛が引き続き侵入してくるわけです

その蜘蛛の正体をこの際だから、ちゃんと知ってみよう!

 

 

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5000種もあるハエトリクモの中で一般的によく見かける蜘蛛の正式な名前は「アダンソンハエトリ

」。なんだか、かっこいい名前がちゃんと付いていたんですね。
そして、その名の如く職人蜘蛛、匠なのです。

小バエの捕獲のみならず、ダニや小さいゴキブリさえも退治してくれるんです。
前列に4つの目が正面を向いて、ついており、その視力はとても良く、更にはジャンプ力もあるという運動神経抜群の持ち主。
視力も運動神経も低い筆者にとりましては、ある意味なんともうらやましい限りです(笑)

成虫でも1センチ程度、色は黒や茶色、家の中をピョコピョコと動き回り、家の人を困らせる虫はいないか・・・と年中無休でパトロールしてくれているわけです。
クモの糸は自分の身の安全の為、出し続けていますが、よく見かけるような「巣」を作ることはありません。また、人に危害を及ぼすこともありません!

あっ!いた!目が合った(気がする)!さて、どうする?

幼いころ、家の中でクモを見つけ叩いて退治しようとすると、母や祖母が「殺しちゃダメ!」「なんで?」と訊くと「昔から決まってる事なんだ!」と言うだけで、さしたる理由もわからず、言い伝えや迷信のようなものなのかなぁと勝手に思っていました。

”朝の蜘蛛は「福グモ」といい天からの使者として縁起がよいのでそのまま逃がしてあげなさい、という言い伝えがあったり、殺してしまうとバチが当たるからダメ!と言われていたり・・・

しかしそこには、きちんとした根拠がちゃんとあったんですね。

それでも、いざ出くわすと、決して爽やかな気分にはどうしてもなれませんよね。

そんな時は「彼らは私たちの為に頑張ってくれているんだ。彼らを失業させてはいけない。」
なんとか、そう思うようにしましょう。ゴキブリ・ハエ・蚊・ダニが大量にいるよりも余程幸せなはずです。無料で退治してくれるのですから。

蜘蛛がハエを捕まえる動画です。

食卓や着ている服、寝ている布団で見つけた時は、そっと払いのける程度で十分かと思います。

おまけのクモ退治ミニ情報

ベランダにクモの巣があると、洗濯物を干すときに本当にイヤになりますよね。
大きなクモなら、殺虫剤(多様多種、ホームセンターやドラックストアで販売されています。)の効果が一番かと思いますが、毎日となると、殺虫剤の成分を吸い込むのも嫌だし、棒でもなかなか取れないしと、お悩みの方も多いかと思います。
よくぞここまで!昨日も取ったのに!と叫びたくなるくらい、連日立派な巣を披露してくれるクモ。

いろいろ試してみましたが、フワフワモコモコのハンディタイプのモップがとても便利です。伸び縮みするものだと更に使いやすいです。

物干し竿やベランダの天井、外壁に付いたクモの巣を綺麗に取ってくれます。
そして、その後はモップに付いたクモの巣をコロコロテープ(ガムテープでもなんでもいいかと思います。)で取り除きます。結構スッキリするので是非お試しください。

気を付けたいのは洗濯物や布団を取り込む際です。クモが付いているのを知らずに取り込んでしまう時が多々あるかと思います。

ですので、目視とバンバン!と振り払ってから取り込むようにした方がいいかもしれません。それでも不安な方、神経質な方は、布団にも、洗濯にも取り込んだ後、コロコロテープやアイロンをあてるなどの方法をとった方がいいですね。

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