溶連菌感染症は潜伏期間中の感染に注意!その症状と予防の基本!

溶連菌感染症は主に子供がかかる感染症ですが、風邪などで身体の抵抗力が落ちている大人でもかかる場合もあります。

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強い感染力を持っており、学校や幼稚園で大流行することもある病気です。初期症状が風邪に似ているので、溶連菌にかかっていることに気づかず家族や友達に移してしまう場合もあるのです。

溶連菌感染症の原因と症状、潜伏期間はどれくらいなのか?ご家族が感染した場合に気を付ける事などを紹介していきます。

溶連菌感染症の症状は?

喉の痛み・腫れ

溶連菌感染症の最も代表的な症状は、喉の腫れと痛みです。
口を覗くと、のどが真っ赤になって時折白い膿も見えます。そして唾を飲み込むのも辛いほど痛みます。
首のリンパの腫れ嘔吐などの症状や舌にブツブツができる「イチゴ舌」になるのも特徴です。
のどの粘膜の炎症から中耳炎副鼻腔炎などを引き起こすこともあります。

高熱

潜伏期間を経て、突然38℃~39℃の高熱が出ます。熱は3~5日ほど続きます。この初期症状である高熱と喉の腫れで風邪と間違われやすいです。
しかし溶連菌感染症は風邪と違って咳、くしゃみ、鼻水がありません。このような場合は溶連菌を疑ってみましょう。

皮膚に赤い発疹

熱が出て1~2日後に全身に赤い発疹が現れます。
中には、のどの痛みはなく発疹だけ現れる人もいます。
首や胸から現れはじめ、全身に広がります。かゆみがあり1週間ほどでかさかさと皮がむけてきます。
アトピー性皮膚炎のお子さんは、溶連菌がアトピー部分に入り込むと重症化しやすいので特に注意が必要です。

おもな症状はこのようなものになります。
そして溶連菌感染症は一度治っても別のタイプの溶連菌で再び発症することがあります
また、長引くとリウマチ熱急性糸球体腎炎などの合併症を引き起こし重症化するケースもあるので菌を殺しきるまできっちり治療することが大切です。

溶連菌感染症の潜伏期間と感染経路

溶連菌は冬にかかりやすく感染力の強い菌です。
潜伏期間は2~5日です。この間に学校や幼稚園で感染が広がっていきます。
感染経路は飛沫感染接触感染で、潜伏期間中の人からの日常でのくしゃみや咳からも感染します

家族内での感染率が最も高く、兄弟での感染率は25%ほどにもなります。唾液のついた手で同じおもちゃを触る、家族でも箸やスプーンを共有すると感染する場合があります。
また大人は症状が軽く済む場合が多く、知らないうちに保菌者になっていて子供に移してしまうこともあります。

溶連菌が流行しているときは特にうがい手洗いを徹底し、外ではマスクをしておくと感染予防になります。

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予防のための対策

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予防には風邪やインフルエンザを防ぐのと同様に日々の習慣が重要になります。
基本的には

  • マスクの着用
  • 外から帰ってきたら手洗い、うがいをする

を心がける事ですね。

家族に感染者がいる場合は

家族の誰かが感染した場合はご家庭で

  • マスクの着用
  • タオルや衣類、食器は同じ物を使用しない
  • 食事の際、大皿からの直箸はやめてとりわけて出しましょう

接触感染するおそれがあるので完治するまでは不必要な接触はしないようにしてください。

溶連菌にかかってしまったら

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溶連菌の疑いがある場合は、内科小児科を受診しましょう。
治療は菌を殺すために抗生物質を飲むことが中心になります。同時にご家族は同じ空間で生活するので予防の為の対策もお忘れなく!

抗生物質を飲むと24時間で他への感染力はほとんどなくなります。また、熱やのどの痛みも2~3日で和らぎます

学校や幼稚園は、受診日とその翌日は行けません。
抗生物質で熱が引き症状が良くなればそれ以降の登校は可能ですが、発疹がある場合は、発疹が引くまで自宅で安静にしている事をお勧めします。

熱が下がって元気になったように見えてもまだ体の中には溶連菌が残っています。
治りかけで治療を中断すると、溶連菌が再び勢いづいて恐ろしい合併症につながる恐れがあります。
抗生物質は処方された分はキチンと飲み切りましょう

およそ10~2週間ほど抗生物質を飲む必要があり、さらに完全に菌がいなくなっているかを尿検査で調べます。
抗生物質を飲み切ったからもういいやとならずに、必ず2~3週間後に医療機関での検査を受けて完治したかを確かめましょう!

まとめ

冬場の手洗、うがいは溶連菌のみならず風邪やインフルエンザの予防にも効果的なので、きちんと習慣づけるようにしましょう。

溶連菌感染症は抗生物質が出る以前まで合併症で重症化する恐ろしい感染症でした。
現在は抗生物質のおかげでそこまで重症化することはほとんどなくなりましたが、やはり恐ろしい病気であることは忘れずに最後まできちんと治療しましょう。

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