ラーメン二郎や二郎系が一過性のブームではなく、ひとつのスタンダードなラーメンとして認知・浸透してきた昨今。
さらにそこからもう一歩、マニアックかつディープな派生ジャンルが登場!
それの名もスタミナ系ラーメン。
人気店『すず鬼』のラーメンに代表される極太麺、豚骨ベースのスープをベースにしつつ、具材をさらに進化させ、ライスと合わせて食べるスタイルを提唱したのがそれ。
今回はそんなスタミナ系ラーメンの人気店である小伝馬町のたた味に行き、限定の汁なしを食べてきたのでレポートしていきます。
小伝馬町のたた味に到着
神田からほど近い、東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅の1番出口から地上に出て、大きな通りを北東に2分ほどの場所にあるたた味。
看板が唐草模様のみで店名が無記載なので遠くからちょっと分かりにくいのがね・・・汗
この時はお昼時から少し時間を外して行ったので、行列はありませんでしたが、食事の時間帯には行列必至ですので注意。
たた味の並び方
こちらでは並び方が決まっているので、ルールに従って並びましょうね!
・食券を買うのは”店のまん前”に来てから
というのがポイント!
食券を購入し待っていると、店員さんが食券の確認にやってきますよ。
そして店内が空いたら呼び込まれるので待っていましょう。
※並びがない時は、食券を購入すると同時に店員さんが席へ案内してくれます♪
たた味の限定・汁なしが着丼
てな感じで店内へIN。
券売機・メニュー
券売機・メニューはこんな感じ
基本メニューは『スタミナ中華』、特製になるとチャーシューや国産牛モツが入る感じみたい。
あと、辛いの、平日夜&土日祝限定の汁なしがあり、セットは+¥150で半ライスと生卵が付きます。
他トッピングはお好みで(笑)
席に座り、食券をカウンターの上へ、
まず始めにセットの半ライスと生卵が登場!
期待感を高めつつ、カウンター目の前に貼ってある、「おいしい食べ方」↓
こちらで予習(笑)、なるほどねっ。
水を飲みながら待っていると、トッピングコール。
これを見て心に決めたトッピングを何度も心の中で復唱していたので、スムーズに伝えられました笑
そして・・・
たた味の限定・汁なしが着丼
汁なしセット ¥1,100
しょうが・あぶら・いか・辛マヨ
やって来ました!
ではでは
たっぷりの具材の隙間から麺を引き上げ
いただきます!
ん
んん
んんっ
うまーーーーー!
バシッと脳をビンタされるようなパンチ力、これやばいな。。
たた味の限定・汁なしの麺とスープ(たれ)
まずは麺
ギュっと詰まった太ちぢれ麺はやや硬めの茹で加減、芯を感じるか感じないかという具合。
弾力が強めで噛むごとに味わいが感じられていい感じ。
タレは醤油味なのですが、タマネギ、豚の脂の甘みがかなり感じられます。
そして汁なしらしくブラックペッパーのピリッとしたスパイシーさがいいアクセント。
こりゃズビズバいけちゃいます♪
たた味の限定・汁なしの具材
お次は具材を紹介!
このラーメンの大きなポイントはやはりネギ(玉ねぎと長ネギ)にありますね。
しっかり火が通っている事で甘みが十二分に引き出されていて、これ単体で食べて美味いのはもちろん、スープにも大きく作用しています。
上にちょこんと乗っかった生のニラは食べた時のフレッシュな香りがアクセント。
好きな方は追加トッピングも可能ですので是非!
そして
ゴロッとブロック状にカットされたチャーシュー。
脂身は少なめのロースタイプ、噛むと”ブリッ”とした食感に丁度いい塩加減と旨味のバランス、とってもジューシーです。
そしてこの汁なしの大きなポイント
いか!
”ガチ”のイカではなく、お菓子のイカ姿あげですね(笑)
単体でおやつとして食べてもいいですがそれでは意味ないですから(爆)、ここはバキバキに砕いて麺や具材と一緒に食べましょう。
サクッとした食感と独特のイカ風味が麺やネギの美味しさをさらに引き立ててくれるじゃありませんか!!!
そこにさらに
ピリッと辛いマヨも絡めたら完全に勝利確定!
私は汁なしでも初めからごちゃ混ぜにしないで、先ずはそれぞれの具材をいろんな組み合わせで楽しむんです。
それがこれだけ色々な具材があると、ホントいろんな楽しみ方ができるので旨くて×楽しくてたまりません。
中盤に入ってから全混ぜして頂き、そして
生たまごへのすき焼きスタイルでも楽しんだり。
強めの味わいに慣れてきた舌に、ここでこのまろやかさがまた良いんです。
なーんて楽しんでたらあっという間に麺を完食!
みなさん
「飯はどうした?」
とお思いでしょう。
私はここからの締めくくりのために、いちばん始めに仕込んでおいたんです。
具材やマヨを乗せたミニ丼!
そこに途中ですき焼きした残りの生玉子も最後にかけ、完成したこちらを頂くのです。
甘っから〜いつゆに包まれた具材&ご飯はマジ幸せ、味の玉手箱とは正にコレのこと。
お好みでお酢を少々垂らしたり、追い胡椒するのもおいしいかも!
量的にも麺がそれほど多くないので、ご飯と合わせて”お腹いっぱい”とでちょうど良い塩梅。
ってな感じでしっかり完食しました、ご馳走様です。
たた味のまとめ&すず鬼やあさ利と似てる?
以前食べた、たた味の辛すたみな中華
味の感想とまとめ
まず色んな食べ方を楽しめるので、最後まで飽きずに食べられて良かったですね。
そして何よりポイントは玉ねぎの甘みにあるんじゃないかと思いました。
二郎及びインスパイアってこのような”甘み”はないですからね。
あとデフォで麺量がそこまで多くないのでご飯とも楽しめるのが良かったです!
思い出したらまた食べたくなってきた〜🙂
すず鬼やあさ利とは似てる?
よく似ている?と言われるこの2つ。
私はすず鬼、そしてあさ利のラーメンどちらも食べたことがありますが、そのどちらとも違うように感じました。
すず鬼のすた満ラーメンはかなり脂感が強く、直線的な味わいで、もっと甘みが控えめな印象、正直結構違います!
今回のたた味のは全体的にまろやかで膨らみがあるように思いました。
これはどちらが良いかということではなく好みの問題かと思います。
そしてあさ利との違いですが、これはもうかなり違いますね。
あさ利のねぎラーメンは
具材に玉ねぎはなく、チャーシューと長ネギのみですが、その長ネギの甘み最大限に引き出した味わい。
そして背脂はナシでスープ自体の甘みもかなり強めです。
ちなみにあさ利の細切りチャーシューはブリブリでとても美味しいです♪
そもそも、たた味のラーメンはこのラーメンに寄せようとしている訳でもないでしょうからね。
ただ長ネギの甘みを辛いラーメンに落とし込むという部分については
「分かるような気もする」
といった感じでしょうか!?
誤解のないように言っておくと、どのラーメンもそれぞれ完成度がとても高く、とても美味しいです!
家庭でも食べられるすたみなラーメン
先ほど名前が挙がったスタミナラーメンのすず鬼がご家庭でいただけるというのはご存知ですか?
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店舗で出しているスープを、濃縮せずに、そのままの状態で冷凍、麺も店舗の生麺をそのまま冷凍したものがパッケージ。
具材もセットになっているのはもちろん、作り方の詳しい説明まで付属なので安心!
しかも”家”で作れるということは自分好みにアレンジももちろんOK、楽しみ方無限大ですよ。
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