7月になると仕事の取引先や親戚などからお中元をいただく季節です。
いただくのはいいのだけれど、お礼をどうしたらよいものか悩んで、気が重く感じる方も多いのではないでしょうか?
今は電話やメールなど簡単に連絡が取りやすいですが、お手紙などで丁寧にお返事をすると、お相手も喜び良い関係で長くお付き合いできそうですよね。
手紙となると少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、一度書いてみてください。
お礼状の出し方
お中元など贈り物をいただいて、内容よりもまず、贈ってくれた気遣いが嬉しいですよね。
「暑くなってきたけれどお元気にしていますか?」という気持ちが入っているのがお中元です。
そして、その問いかけに返事をすることがお礼状になります。
「お気遣いありがとうございます。元気です。」
会話のつもりで受け取ると簡単な事に感じますね。お手紙よりもハガキの方が書きやすく出しやすいと感じる方もいるでしょう。
知人や親しい方でしたら、メッセージカードのように季節のカードや便せんに書いてもよいでしょう。
ただしハガキは略式ととられるので目上の方はお手紙が良いです。
いただいてから用意しているとなかなか準備できなかったりもするので今から買い物のついでに数枚用意しておくと更に出しやすいですね。
そして何よりもお中元を頂いたらなるべく早くお礼状を出しましょう。
代わりにお礼状を出す
旦那様宛にお中元をいただいて奥様がお礼状を出す場合、「主人共々恐縮しております。」などお二人での気持ちである事を書き、旦那様のお名前で最後に「内」とつけて出します。
旦那様の言葉で書く場合はお名前の最後は「代」になります。家族でのお付き合いがある場合は子供の様子なども添えるとよいでしょう。
では具体的に例文を挙げてみます。
必要事項は、①挨拶・②お礼・③先方様の体への気遣い・④結びの言葉
となります。
この文書であれば、上司など目上の方にも失礼がありません。知人や親しい方にはもう少し文章を砕いて近況などを入れてもよいでしょう。
友人や知人などへハガキで、という方へこちらを参考にどうぞ。
お返しの品物
お返しする場合の金額や品物はどんなものがよいでしょうか?
まず金額は同じくらいから半額の金額でお返しします。頂いたものより高くならないようにしてください。
高いものをお返しすると来年からは贈らないでくださいの意味となります!
品物は
- 商品券
- ビール・ジュース・コーヒー
- 生鮮食品、
- 洗剤
などが定番で人気もあります。
他の方と商品が重なる事も考えられるので、日持ちするものが贈りやすく喜ばれるでしょう。
暑くて夏バテやお料理をするのも大変なので、温めるだけのお惣菜やスープ類、お子様がいる家庭には夏休みが近いこともありアイスクリームなども喜ばれるのではないでしょうか。
あまり固く考えすぎずにコミュニケーションツールの一つとして考えると対応しやすくなりますね。