シャドーブローカーズはどこの国の組織で何人組?その正体とは!

これまで世界70カ国以上、7万件以上のサイバー攻撃があり今後もその規模は拡大していきそうと言われていますが、そのサイバー攻撃の主は『シャドーブローカーズ』と言われています。

ここではそのシャドーブローカーズとは一体どこの国の、どれほどの規模でどういった人物がいるのか?などその正体を探っていき、この騒動の内容を中学生でもわかるように解説してくとともにお話していきたいと思います。

シャドーブローカーズのサイバー攻撃

現在世界中でニュースになっているサイバー攻撃はランサム(身代金要求)型サイバー攻撃と言われるもの。

簡単に言うと今回のものは
『¥〇〇支払わなければコンピュータを使えなくする!それが嫌なら300ドル相当のビットコインを支払いなさい!』
というもの。

その”コンピュータを使えなくする!”というマルウェアが世界中の民間の企業や大手医療機関などに送られ被害が出ているものです。

マルウェア (malware) とは、不正かつ有害に動作させる意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称で、コンピュータウイルスやワームなどがある。

全く恐ろしいですよね。
それによって

英国ではイングランドとスコットランドなどで医療機関のIT(情報技術)システムが停止。一部の病院では手術を中止したり、診察予約をキャンセルしたりするなど医療サービス提供が困難となり、救急患者は別の病院に搬送された。イングランドでは「重大事故」が宣言(中略)
メイ首相は、「NHS(国民保健サービス)を標的としたものではない。世界規模のサイバー攻撃だ」と述べた。一方、患者のデータが不正アクセスされた証拠はないと強調した。またスペインでも、通信最大手テレフォニカの社内システムが攻撃を受けた。

など笑ってすまされないような事態になっているのです。

 

もともとアメリカ家安全保障局(NSA)が情報収集活動のために開発した技術が、シャドーブローカーズによって盗まれ、悪用された可能性が高いと伝えられています。

シャドーブローカーズの正体とはどんな集団?

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アメリカ説

昨年2016年に
NSAのエリート部隊で構成されると思われている天才ハッカー集団『イクエージョングループ(The Equation Group)』が、ハッカー被害に遭った。”
という事件がありました。

ハッキング集団がハッキングされたわけですが(笑)、そのハッキングをしたのがシャドーブローカーズではないか?とイクエージョングループが発表。
そして技術的な側面からシャドーブローカーズはアメリカ家安全保障局(NSA)の内部にいるのでは?
という説が有力になっています。

イクエージョングループの人数は60名以上と言われているのでそれよりも少ないのでは?
という見方がされています。

ということでシャドーブローカーズは具体的な人数はわかっていないものの、アメリカを中心に活動している組織である可能性あるという説があります。

ロシア説

ですがサイバーセキュリティーの専門家らの中では、ロシアの集団ではないかという声も多い模様
その理由に

シリア攻撃の翌日シャドウ・ブローカーズはトランプ大統領への「警告」を公開し、その決定を非難した。

という事、

ハッカー集団「シャドウ・ブローカーズ」が攻撃を始めたのは米国のシリア攻撃後であり、同紙の「数人の専門家」によると、ハッカー集団とロシアの繋がりを証明しているという

とイギリスの新聞『テレグラフ』がほのめかしているそうな。
アメリカ家安全保障局(NSA)を盗み出し悪用・・・こちらの説の可能性が高いかもしれませんね

まとめ

シャドーブローカーズの正体について

  • ロシアの組織である可能性が高く
  • 人数は60人以下

の組織であると思われます。

 

今回のサイバー攻撃では

攻撃に使われたウイルスは、ウィンドウズの特定の欠陥を突いて感染するタイプのもので、マイクロソフト社はことし3月、この欠陥を公表し、修正用のプログラムを配布していましたが、修正を適用していなかった端末が被害を受けたと見られています。

というようにWindowsでの被害でした。

WindowsのPCではこうしたサイバーテロが定期的に起こるので、

日頃から最低限のバックアップを取る、アンチウイルスソフト・OSの更新プログラムはしっかり行う!などの基本的なことは日々こころがけておきましょう。

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