仮装が身近になってきている今日この頃、特にハロウィン時期になると街で、そしてイベントでと様々な仮装やコスプレを目にする機会が多くなりますし、自分でもするということも多くなるはずです!
そんな中、近年聞かれるようになったのが『ピエロ恐怖症』。
えっあのピエロ?と思うかもしれませんが実は意外と多いその『ピエロ恐怖症』とはどういうもの?その症状、原因、克服法などを探っていきたいと思います。
ピエロ恐怖症とは?
”ピエロ”に対して極端な、過剰な恐怖心を感じる症状のことをいいます。
誰もが一度はみたことのある仮装姿『ピエロ』
その『ピエロ』を見ることで恐怖を感じてしまうのです。
ピエロといえば真っ白な顔、避けてとても大きな口、そしてそのような独特な容姿、メイクでショーや芸をする際の独特なおどけた動きが特徴的ですが、そこに心の底から恐怖感を憶える・・・というものです。
たしかに笑っているように見えていながら表情はなく、それでいて涙を流していたりとよくよく考えてみると不気味ですよね・・・
もちろん見なければ済むというはなしなのですが、テレビや映画、ハロウィン時期に街にで、アメリカでは街に張り出されたサーカスのポスターで等日常生活の中で”見てしまう”ことによって起こるという事に悩まされている人が増えています。
高所恐怖症などとある意味同じで特定の状況や対象に対して異常に恐怖を感じてしまい、それによって生活に支障が生じてしまうような状態
ジョニー・デップも以前は『ピエロ恐怖症』に悩まされていたそうです。
具体的な症状は?
「ピエロ」を見ることで恐怖を感じてしまい、
- 気分が悪くなる
- はきけ、めまいがおこる
- ひどくなると過度な発汗、動機・息切れがする
- 泡を吹いたり、失神してしまうことも
個人差がありますがこのような症状が出ます。
高所恐怖症などとある意味同じで特定の状況や対象(この場合はピエロを見ること)に対して極端な恐怖を感じてしまい、それによって生活に支障が生じてしまうような症状、状態ですね。
私・・・ピエロかなりダメです。
あまり信じてもらえないのですが、マクドナル○のあいつも恐い。
ちょっと気持ち悪くなりました、、、
という声や
ピエロ、私もちょっと苦手です。裏に隠されている表情を感じてしまうと、自分で勝手に恐怖心を増幅させてしまって。でもそれって、自分の中の不安定要素のせいなのかも。
といった声もあります。
どうしてなってしまうのかその理由
その理由は幼児期のトラウマが原因であるといわれています。
子供の頃に外国のホラー映画や漫画で見た怖ーい殺人ピエロ、アメリカでは家族でサーカスを見に行く機会が多く、子供の頃にみたサーカスが怖くて・・・
などがあるようです。
「不気味なピエロ」騒動
ピエロ8月末から目撃が相次ぎ、森に潜んだり、暗い路上に現れたり、車を運転したりして人々を驚かせているほか、ナイフを見せる者もいるという。目撃情報は、カリフォルニア、ミネソタ、サウスカロライナ、ニュージャージー、ニューヨークなどの州に拡大。ツイッター上には「#IfISeeAClown」のハッシュタグが立ち上がり、「@ClownSightings」のアカウントには33万5000人のフォロワーが付いている。
近頃はアメリカやヨーロッパではこんな「不気味なピエロ騒動」が数多く起こっていますが、これが”トラウマ”になり将来的に『ピエロ恐怖症』になる恐れがあると懸念されています。
克服する為の対策
これは他の恐怖症にも言える事なのですが、
- 認知の修正
- 慣れ
になります。
この2つを並列で行うことで症状が軽くなる可能性が高まります。
『ピエロ恐怖症』における
- 認知の修正は、「ピエロは怖くないものだ、決して襲ってくることはない!」と思う事
- 慣れは実際に体験する、すなわち「ピエロを見る」
ということです。
考え方をかえても実体験が同時に伴わなければ、私たちの脳は深層心理的レベルにおいて理解をしてくれません。
まとめ
普段なにげに目にするピエロ、決して危険でもなく怖くもないと思うほかないですよね。
だっていつも自然にマクドナルドを使ってるし!と自分にいい聞かせて納得・・・
あとはハロウィン時期に脅かさないでくれれば、みなさんよろしくお願いします(笑)