ビジュアル系CDショップのブランドエックス。
東京は池袋に構えるお店でオープンから30年近くも経つ老舗のCD屋さんです。
こちらのショップはバンギャ(バンド好き女子)の間では知らぬものはいない程の有名店ですが、なんと令和にはいってスグ、2019年のGW開けに突如閉鎖!
業界に激震が走っています!
今回はそんなブランドエックス(ブラエク・ブラセク)の夜逃げの現状、そして原因について調査していきたいと思います。
ブランドエックスが夜逃げ・閉鎖の現状は?
東京は池袋のサンシャイン60のスグそばにあるV系専門CDショップ『ブランドエックス』は通常
お昼から夜まで基本休み無し、年中無休の通し営業!
しかし2019年のGWが明けた直後の5月7日
まじまじ!ブラセク店舗も閉まってるらしいよ(笑)
— かに♂️ (@skpkani) 2019年5月7日
※ブラセク=ブランドエックスのこと
本来開店しているはずのお店が営業時間にも関わらず開いておらずに休業というかお店が閉まったままだったんです。
現在店舗の電話は鳴るものの誰も出ません。
そして公式HPを覗いてみると
このようにサーバーからサイトがごっそり消去!
これまで可能だった通販ももちろん出来ない状態になっています。
そしてお店の公式ツイッターは
これまで新譜情報やインストアイベントの情報が流れていたツイッターはすべて消去。
現在はアカウントも消されてしまい跡形もなくなっています。
そして店長である矢田氏のツイッターは
まだ残っていましたが、もちろん今回の”閉鎖・夜逃げ”について何も説明などはありません。
いずれこのアカウントもなくなってしまうのでしょうか?
その他、矢田氏は有料課金のニコ動にて動画配信などもしていたようで、そちらの放送が予定されていたのですが
番組中止についていくつかお問い合せ頂いておりますが、弊社も状況が把握できていないため、中止に至った経緯・詳細をご説明できず申し訳ありません。
— ヴィジュアル系通信・改 (@VK_KSPch) 2019年5月7日
突然の放送中止!
これからまだ何か余波がある可能性も否定できません。
ブラエク夜逃げ・閉鎖の原因は?
同じビジュアル系専門CDショップの『ライカエジソン原宿店』は3月に閉鎖、『高田馬場ZEAL LINK』は4月に営業終了、CD・レコード店『新星堂』は今もどんどん閉店していっています。
このところ立て続けにショップが無くなっていったところのこの騒ぎです!!!
その原因はやはり昨今のCD売上の減少によるものが大きいのだと想像できます。
今まではショップでインストアイベントなどの販促キャンペーンを行ったりなどすることでCDをより多く販売するための努力をしていたようですが、近頃はバンドが独自の特典をつけライブ会場などで手売りでCDを販売することが多いのでショップ購入するお客さんの減少が止まらなかった様子。
バンドにとっても直で手売りしたほうがアガリが大きいので仕方がないですよね。
そしてアーティスト側もかつてはオリコンなどのランキングなどに入れるためにショップを通して販売していましたが、現在ではそのランキングの権威性も無くなりお店を通して販売する必要が無くなってきたというのも原因の一つかもしれませんね(汗)
有料課金の動画配信での収益もあるはずですが、その収益がどれほどかはもちろん不明。
しかしそれではどうにもならなかった、という事なのかもしれませんね。
前金予約した場合の返金は?
「これからお店に行ってCDが買えない!」
というのはもちろん困りますが、もっと困るのがすでに前金を支払って予約した場合です。
やはりショップで前金でCDの予約をしてしまったユーザーが・・・
ブラエク、3月に予約入金してまーすw 発売日は来週だったのに……これどうなんのw pic.twitter.com/n8T3sLgk1x
— ぽ (@2017111p) 2019年5月7日
であったり
ちょっとまって、ブランドエックスさんマジ!!
イベントあるから、アリスで入金済みなんだけど!!— おとの@2019 alice in menswear (@MyOtetu) 2019年5月7日
このような方がたくさんいらっしゃるかと思います。
あくまで一般的な倒産の場合の話ですが
会社が倒産した場合は返済すべきだったお金などが基本的に全て「返さなくてよい」ことになってしまいます。
しかもこうした夜逃げの場合はこれまでの様々なケースをみてもお金が返金される可能性は限りなく低いと言えます。
カードの引き落としがまだ済んでいない場合、その他分割払いの場合は、カード会社に連絡をし、「●●の会社が倒産したので支払いを停止してください」という交渉ができます。
と言ってもあくまで”交渉ができます”という話。
必ず払った額が返ってくる!とは言えません。
それにしても閉店するなら何故最後にお知らせをして、ユーザーに誠意ある対応を取って終われなかった?
ということが悔やまれてなりませんね。
最後なけなしのお金を持って高跳び・・・
まさかそんなことはないですよね!?
SNSでの反応
ツイッターでの反応を見てみましょう。
ライカ原宿が無くなったのは対応のしようがあったけどブラエクどうしようもないなすでに予約してる子とかお金どうなるんだろ
— 過食やめる杉本♨️ヘビゲ名古屋 (@sgmtPleasure) 2019年5月7日
この場合は新宿の店舗など元の会社が残っていますが、今回は元がドロンという・・・
この時代はコンテンツ小売業は色々難しいのかもしれませんね。
ブラエク夜逃げ?(笑)V系業界終わってんなー上がり時やーーー
— らい (@rrr_y75) 2019年5月7日
いえいえ、これに関わらず”好きなバンド”をちゃんと応援して下さい!!!
正直ライカがああなったときなぜブラエクは大丈夫なんだろ、ニコ生とかで上手くやってるのかな感あったけど大丈夫じゃなかった感じか…
— 青薔薇 (@RoseBleue7) 2019年5月7日
分からないもんですよね。
しかしこんな突然の夜逃げ・・・。
この様に突然の夜逃げに驚く方、「まさか?」と驚かれている方がたくさん見受けられました。
まとめ
ブランドエックスの突然の閉鎖・夜逃げについて調査してきました。
最近関連CDショプ閉店やファン御用達ブランド『アルゴンキン』の破産による全店閉店など暗いニュースが多いV系業界。
V系に限らず音楽業界が斜陽と言われる昨今、ココは踏ん張りどきだと思うのでアーティスト、ショップなど皆さん頑張って欲しいです!