結婚式でブーケをナイスキャッチ!した後に、「どうやって保存しよう・・・?」なんて悩んでしまう幸運な人はいませんか?
普通の花束よりもちょっと特別で、大切に保存しておきたいという人も多いと思います。ここでは、そんな方々のために「ブーケの保存方法5選」をお届けします!
押し花にする
定番の押し花です。小さいころ、四葉のクローバーを押し花にしてしおりをつくったことはありませんか?この方法はブーケの保存にも使えちゃいます。
ただ押し花にするためにはブーケを解体して「押せる」状態にしなければなりませんし、それではブーケの持つ華やかさも少し失われてしまうかもしれません。
今はお店で加工を承っているところもあり、立体的にブーケのイメージのままの押し花にしてもらえます。
この方法は、「保存はしたいけど場所は取りたくない!」という方におすすめです。
解体の前に写真を撮る事を忘れずに!!
ドライフラワーにする
次にメジャーな方法として、「ドライフラワー」があります。
一般的に行われているのは、「ハンキング法」というさかさまに吊るして自然乾燥による作り方でしょう。よく見る”アレ”ですね!
ですが
乾燥させてもやはり自然の花ですから、6か月~1年程度で寿命を迎えてしまいます。
そしてドライフラワーは時間とともに全体として色味があせてしまいますが、そのシックな雰囲気はデメリットというよりドライフラワーの魅力の一つ、といえるのではないでしょうか。
なによりも家で手軽に作ることができるのでおすすめの保存方法です。
他にもシリカゲル(花用の乾燥剤)を使った方法や電子レンジを使う方法などもありますがごブーケをそのまま加工する事は難しく、かといって家庭で1度分けて元のアレンジに戻す事も簡単ではないかと思います。
ですが上記のように立体的に加工してもらい容器も合わせると更にお値段はUPします。
プリザーブドフラワーにする
見た目がほぼ生花とかわらないプリザーブドフラワーは湿度や室温をうまくコントロールする(室温が5~20℃、湿度が50%以下)事によって3~5年も保存する事が可能です。
呼称のひとつとして広まっている「ブリザード(blizzard)」は誤りで、「プリザーブド(preserved)」が正しい名前です。
これは「保存された」という意味で、花を薬品で処理して保存性を高めたものです。
脱色した後に染色し直すので、ドライフラワーのように色あせがないことが大きなメリットです。また、水を与える必要もないので、気軽に部屋に飾っておくことができます。
今は自宅で出来る薬液も販売されており家庭でも作ることはできますが、
時間がかかること、
ブーケの場合は1度バラバラにしなければいけない等
”かんたんに”作ることは正直なかなか難しいので、経験者でない方にはオススメできません。
お花やさんや専門の業者もあるのでそちらに依頼するのがオススメです。
お値段は受け取ったブーケをそのままのカタチで納品される場合ですとお店にもよりますが、期間が2~3ヶ月以上、お値段も数万円(3~7万円と業者によって様々)と決して手軽に出来るものではありませんがやはり仕上がりは美しいので、
- 依頼する時点で痛みが少なく
- そのままのカタチで綺麗に残したい
そんな場合にオススメです!
デメリットはあらためて着色する事で自然なな色のニュアンスがでにくく単色になりがちというトコロ。
色落ち、色移りする場合がある。
ということでしょうか。
アイスフラワーにする
今一番オススメなのがこちら!
アイスフラワーとは、マイナス30℃の低温で花の水分を凍らせ、取り除いてしまう方法です(よく「フリーズドライ」といわれています)。プリザーブドフラワーのように脱色・染色をしないので生の花の色合いを残すことが大きなメリットです。
- 着色していないので色移りの心配もなく自然な風合い。
- 葉や茎も綺麗な状態で保存可能
- 実もの、つぼみも保存可能
とこれまでの方法より優れている部分が多くで今一番注目されていると言ってもいい方法です!
最も美しい瞬間の花をアイスフラワーにし、それをさらに透明な樹脂に封じ込めることでより長期にわたって保存することができます。
デメリットはというと、『自分ですることはほぼ不可能(現在はスクールなどもありやり方を学ぶ事は可能ですが、ブーケのような大きなものは自宅では難しい)』という事と、この加工を行っているお店が少ない・・・ということでしょうか。
この技術がもっと広がれば価格や納期もより利用しやすくなるでしょう。今後に期待!
挿し木する
ブーケに使われている花の種類にもよりますが、受け取ったブーケは挿し木をしてあげればそのあとも成長を楽しむことができます。
植木鉢や土の準備、植え替え後の水やりなど、ちょっと大変な面もありますがそれでも「生きた」お花を長く見られるのはまた良し、と思います。
ブーケの「綺麗な瞬間」を残す方法。
いかがでしたか?ブーケを保存する方法には、家でできる手軽なものから、お店に加工してもらう本格的なものまで、さまざまな方法があります。
自分にあった方法を選んで、せっかくの「幸運」をより長く楽しみましょう!!
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