かねてから動物保護を訴えていたタレントのローラさん。
これまで自身のインスタでもそのことについて多くのポストをされていましたが、ある投稿でそんな彼女の行動や見識に疑問が?
炎上したその投稿はすぐさま削除され、それに対する弁明などなし。
ここではその画像を検証し、炎上について、そしてその後のローラさんの対応などについて今回の騒動をまとめていこうと思います。
問題のインスタにおける餌やりし炎上した画像
こちらが問題になったインスタに画像がこちらです。
12/25日に
ミシシッピの橋をみたあとにお庭にやってくる野生動物たちにいっぱいご飯をおいたよ~…明日の朝どうなってるかな~
というコメント付きで投稿されたこのPOST。
ローラさんがこの画像をインスタにUPするとおよそほどで3時間で5万件の「いいね!」が付けられました。
それに対して「素敵ですね!」「野生動物と触れ合えるといいですね」などのコメントがついていたものの、一部のユーザーから
「自然での餌やりは自然の生態系を壊す恐れがあるので無責任にこういったことはするべきではない」
「自然動物にはその世界の掟がある。そこに人間が介入すると自然の摂理が崩れてしまう」
「そういうことをするとローラさんの置いたご飯がまたあると思ってやってきます。それが本当の意味で動物への愛なのでしょうか?」
といった指摘、批判の声が数多く上がりました。
するとそのことに関するコメントや対応もなく投稿を削除。
なかったことにしてしまったのです。
実際野生動物に対する餌やりは
『人間のエゴで、動物達の生活習慣を変える事』とされ、専門家の間でも”良いこと”と見られていません。
おそらく
「助けてあげたいな」とか「食べ物を食べて元気になっほしいな」などと思い行ったのかもしれませんが、それは結局
『子供を甘やかしすぎて何も出来ないように育ててしまうこと』
に他ならないのです。
たった1度で?
とお思うかもしれませんが、その1度目が動物にとって転機になることだってあるので危険なことなのです。
そしてなかったことのように削除したのも問題になったのです。
ローラーさんのこれまでの炎上
その1週間ほど前の12月18日、ローラさんはインスタで沖縄の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に関し、工事中止の嘆願書への署名を呼び掛けていました。
辺野古の基地を作ることで環境が破壊される恐れがある。
ということで初めたそうなのですが、基本的に反対するのであれば対案を出すのが常識。
特に芸能人で影響力もある彼女が政治的な意味を持つ基地移設問題に対し発言すること自体ここ日本においては「どうなのか?」という風潮がある中の発言。
一面的な見識で発せられるその意見は様々なネットユーザーから
「薄っぺらい」
「本当に目の前しか見ていないんですね」
と批判が殺到し
普天間基地はどうするの?
という問題に対しては何も代案を出せずにその投稿を削除。
しかもその後は何事もなかったようにハッピーな画像をUP。
なぜこんな風に炎上?
動物や環境に対する気持ちは確かに素晴らしいと思います。
しかし投稿自体、一面的な視点での発言、思慮が足りない、対案を出さない、といった事がバッシングの原因になっていると思われます。
具体的には
その1
動物愛好の保護活動家は保護した雑種猫を飼うことが多いですがローラさんが飼っている猫は雑種のほかラグドール、犬はミニチュアダックスという血統種が多数。
それ自体いけないことではありませんが、そういった活動をするのにはポーズのように写り説得力がありません。
しかも今回のような刹那的、瞬間発想的な餌やりなどをみるとほんとうの意味で動物に対し『なんとかしたい』と思っているとは到底思えない・・・という風に批判が集まってしまうのも仕方がないのかもしれません。
その2
あすでに削除されてしまった投稿で
「さいきんゲットしたマイボトル❗️ペットボトルのお水を買わなくなってなるだけマイボトルを持ち歩くようになったらどんどん愛着が湧いてきたんだ❗️
オフィスや学校でも給水できるし、自宅にウォーターサーバーや浄水器を設置したら毎日ペットボトルのお水を買うよりぐんとお得でおすすめだよ❗️
少しずつみんなで使い捨てプラスチックをなくしていこう」
とあります。
時期は若干前後しますが
うーん。
時は前後しますが、ちょっと矛盾しているんですよね・・・。
本人はハリウッドセレブに憧れこういった発言をしているのかもしれませんがここは日本。
新たな切り口の活動にチャレンジしているとも思えますが、それであればしっかり勉強し投稿および発言に対するしっかりとした後ろ盾となる知識があってこそだと思います。
反対意見に対しても理論的に対応できるようでなくてはこういった芸能人が深刻な社会問題に切り込むのは逆に『バカを露呈する』ことにしかなりません。
削除して逃げるのであればこうした薄っぺらい主張はかえってマイナスになるのではないかな?と思われます。
SNSでの反応
一連の騒動について、SNSでの意見を集めてみました。
ローラ、美しい人魚になる — 環境問題をテーマにしたTBCの新CM #ブレーン | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議
その環境問題()に取り組んでる彼女、野生動物に餌付けした昨日のツイートとInstagramちゃっかり削除してますね。
何から何まで薄っぺらい。 https://t.co/tk0FeZRMYq
— マヨ (@tenvapas7) 2018年12月26日
こういった厳しい意見があるのは事実。
ですが
最近ローラが炎上してるけど
彼女は何も悪くないよ!✨本当に何も知らない純粋なおバカタレントなんだよ
なんか自然とか大事そうじゃん!
ってノリなんだよソッとしてあげようよ
— マホトラ @ブログPV増加率6% (@safety_na_na_) 2018年12月21日
たしかにそう思うこともできるはず。
実際彼女の呼びかけで初めて動物愛護のことを知ったり、マイボトルを使い始めた人もかなり多いはずですもんね。
そもそもの思想はとても良いと思うのでこれからしっかり勉強・対応していけばいいのだと思います。
芸能人(ローラちゃん)の「政治的発言」は言論の自由で法的規範に抵触しない限り保障されるが責任を伴う。
政治的発言は裏付け、論理の整合性、社会性が問われる
それがない芸能人の発言はSNSで炎上され、ファンは去り、芸能生命は先細り
そのリスクを認知しているのであろうか
ローラちゃんは ?— 田舎暮しの唱悦 (@shoetsusato) 2018年12月20日
発言は確かに自由!
ですが責任を伴うということも間違いありませんよね。
多くの人の目に触れる影響力を持つのもなのでそのあたりを踏まえ意味あるメッセージを発信していってほしいですね。
こういった意見も多かったので安心しました。
一方的に叩くのではなく、そこに『なぜ?』を見出し、これからに反映させていけばいいのだと思います。
まとめ
ローラさんの餌やり画像からこれまでの炎上に至った流れ、世間の意見をまとめてみました。
今回の”餌やり”に関してはローラさんの見識と配慮が足りなかったうえ、ひっそり削除して何もなかったかのようにふるまうところは良くなかったと思います。
しかし自然保護や動物愛護の思想、そして芸能人でありながらそういったことも積極的に発信していく姿勢は決して悪いことではありません。
ただそうするにあたっては正しい知識の元に行動することが不可欠。
もはや”おバカタレント”では許されなくなります。
”タメ語”では説得力も半減します。
社会的なメッセージを発する以上、しっかりとした振る舞いも欠かせません。
今後の彼女の発言、そして活動に期待したいと思います。