スイスのでおこなわれたローザンヌ国際バレエコンクールにおいて昨年に引き続き2017年も出場し、日本人としては最高の三位入賞した中尾太亮(なかおたいすけ)さんについて紹介していきたいと思います。
中尾太亮プロフィール
中尾太亮 17歳
出身地である愛媛県松山市の愛媛バレエアカデミーに所属していました。
現在はドイツ、マンハイムに在住、ドイツ・マンハイム音楽舞台芸術大学に所属しています。
今年7月に卒業しその後は別のバレエスクールに移籍予定。
弟さんがおられるそうですが来年同じドイツ・マンハイム音楽舞台芸術大学に留学するそうです。
これまでの成績
2013年12月、第08回エデュケーショナル バレエ コンペティションジュニアA2の部8位
2016年8月、20thバレエコンペティションにおいてプロフェッショナル部門シニア(17歳以上)で2位
昨年2016のローザンヌ国際バレエコンクールにも出場しましたが足のねん挫で途中棄権。
決勝に出場する事ができませんでした。
今回ローザンヌ国際バレエコンクール3位ということで「プロ研修賞」という賞を受賞しました。
この賞は17歳以上で世界の著名バレエ団へ研修生として1年間参加する権利が贈られる賞です。
今年7月に現在のスクールを卒業するそうなのでそのまま別のスクールへ移籍するもようです。
ローザンヌ国際バレエコンクールとは
ローザンヌ国際バレエコンクール2017
15~18歳の若いダンサーを対象にした世界最高の国際コンクールの1つで、スイス西部ローザンヌで1973年から開催されており、若いダンサーの登竜門とも言われる。
今年は、2017年1月30日から2月4日まで開催され、36カ国から338名が同コンクールに応募したが、4日に行われた決勝には9カ国の20人が出場した。日本からは最多の4人が決勝に進出し、そのうち2人が入賞した。入賞者は、奨学金を受け取り希望するダンススクールかバレエカンパニーで1年間研修できる。
同コンクールではこれまで多数の日本のバレエダンサーを輩出し、吉田都さんや熊川哲也さん、そして昨年から英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなった平野亮一さんや高田茜さんも入賞している。
日本人は今までローザンヌ国際バレエコンクールにおいて1989年に熊川哲也が優勝して以降、これまでに3人が優勝していて、なんと12年連続日本人が入賞しています。
熊川哲也さんも過去に出場していたこの大会、中尾太亮さんのこれからの更なる活躍に期待ですね!