韓国で2017年に放送されたテレビドラマ「刑務所のルールブック」!
「梨泰院クラス」と「愛の不時着」から韓国ドラマにハマりそこから遡って評判の良い作品を色々見漁っているのですが、その中でもトップクラスに面白かったのがこちらです!
ドラマの硬そう(重そう)なタイトル、そして主人公のパク・ヘスを知らなかったことからぶっちゃけそれほど期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました。
ここではそんな「刑務所のルールブック」の
・ハニャンのその後について
・視聴率
・シーズン2の可能性
など気になる色々についてお話していきます!
刑務所のルールブックの最終回のネタバレあらすじ&感想
ネタバレ注意です!
刑務所のルールブック最終回のネタバレ・あらすじ
気になる最終回(第16話)のあらすじですが…
お金のために色々と挑発してくるヨム班長だったが、ジェヒョクが思い通りにお金をよこさないことから周囲の人間にちょっかいを出し始める。
ユ大尉の再審の邪魔や、抜き打ち検査時に特赦が控えたミンチョルの手荷物にタバコを忍び込ませたり、今や部屋の舎弟分になったアン・ドンホを集団リンチしたり…
挙げ句ジェヒョクの妹にまで被害が及びそうに。
それがヨム班長の仕業と知ったジェヒョクは直接決着を付けに焼却所へ。
ジェヒョクがヨム班長を襲おうとしたら、以前火事の中から助けた無期囚の老人ム・ギスが登場、ヨム班長を角材でボコボコにしたのだ。
ヨム班長の悪事がすべて明らかになりこの件は解決!
その後、法子のソンチョル、ミンチョルが順に出所、そしてユ大尉には再審請求の容認(再審OK)の吉報がやってきた。
そしてジェヒョクも出所しジホとも無事復縁、時間はかかりながらも韓国シリーズの抑えに登板。
ユ大尉の件もオ兵長が加害者と認められ懲役35年の宣告。
そしてイ刑務官は変わらずその日常が続くのであった。
となります。
刑務所のルールブック最終回の感想
韓国ドラマは気持ちの良いハッピーエンドが多くて後味がよくスッキリ終われるので好きなのですが、この作品も類にもれずいい終わり方でした。
極悪なヨム班長やいけ好かないナ・ヒョンス課長といったキャラクターがしっかりいるものの、その他キャラクターにいい人が多いのでストレスと痛快さのバランスがとても良く仕上がっていて、見ていていい塩梅に引き込まれました。
最近の日本映画やドラマってこのバランスがちょっと偏っていて入り込見づらい、というか人を選ぶような作品が多いんですよね。
日本の作品も韓国ドラマのこの辺りを上手く取り入れていけばまだまだ挽回できるんじゃないかな?って思うんですけど。
そして一話一話がかなり長いですが、それでもそれぞれのキャラクターの背景がしっかり濃い!
それもあってか最終回で各キャラクターのその後までしっかり追えていなかったのが少し残念だったところですね、でもそこまで望むのはちょっと欲張り過ぎかな?
ハニャンの出所後の描き方に賛否両論?
刑務所内では違法薬物を断つためその禁断症状と戦っていたハニャン。
前項では”韓国ドラマにはハッピーエンドが多い”と書かせてもらいましたが、この「刑務所のルールブック」においてハニャンだけはそうはいかなかったという残念な結末。
出所後すぐにまた薬物に手を出し再逮捕という…。
この終わり方については「薬物の再犯率の高さを示すための演出」であったり、「薬物おとり捜査の揶揄」とも言われているようですが、彼だけこのような描き方になってしまったことに対してはSNSでも賛否色々な意見がありました。
私はハニャン推しだった。だからこそどうしてハニャンだけああいう結末にしたのか悔しい…。
スンユン可愛かったよ〜🥰 pic.twitter.com/BZAvrWkyIM— aya♡.°⑅🐣 (@_aya6002) August 16, 2020
こういった声から
刑務所のルールブックあと1話なんだけど、ハニャンの出所シーンがまったく納得いかない。腹立ってしょうがない。あれは何を伝えたかったのか演出家にぜひ問いたい。わたしには警察が💩ってことしか伝わらなかったけどそれでOK?
あそこのシーンだけ残念で仕方ない。— aya♡.°⑅🐣 (@_aya6002) August 15, 2020
このような強めの意見も。
確かに薬物って再犯率が高いですしその事を伝えたかったのかもしれませんが、ここでハニャンをこういう終わり方にしてしまう必要性って?
ハニャンが出所後すぐに薬に手を出してしまったのめっちゃ悲しかったな、、
刑務所内では風邪薬も飲まずに耐えてたのに😭
薬に手を出した人が社会から排除されるんじゃなくて、治療をしっかりしてまた社会復帰する手助けに力を入れてあげることがいかに大事か考えさせられたな。#刑務所のルールブック— こみみꙭ҉🪂 (@ad60901rl) August 20, 2020
このような声がやはり多かったですね。
なんだか良いキャラクターだったからこそ色々考えさせられちゃいます。
個人的にはチョン・ヘインがとっても好きなのでユ大尉VSハニャンの絡みがとってもホッコリしてよかったんですけどね。
個人的に気になっているキャラクターのその後
ハニャン以外にも先に出所したり、移送されていったキャラクターのその後が気になります。
コ博士
背任横領罪の罪を着せられ懲役5年の刑を受けたコ博士。
その後には更に会社から再要求までされ…、しかしそっちは断るような様子でしたがその後が描かれていませんでしたね。
すべてを話し「背任横領罪」から「偽証罪」へ切り替わったりとかしなかったのかな?
家族への思いも描かれていたりして、キャラクター的にいい味出が出ていて好きだったのでとっても気になります。
ミンチョルと娘
殺人罪で懲役25年となりながら模範囚として真面目に過ごしていたミンチョル、後半では大学生になった娘が自身が関係を隠し面会に訪れていましたね。
刑務所内で多くの資格を取り出所後何をするかをみんなで話し合うなどしていたので、やはりそして奥様や娘とは和解できたのか?というところも含めその後が気になるところ。
しかしこの辺についても本編では触れられていなかったのが残念…。
”メインストーリーではないから!”といってしまえばそれまでですが、重要なキャラクターですしその後を知りたいですよね!?
その他にも
その他にも
- 息子に肝臓移植したチョルドゥ
- 改心した下っ端受刑者アン・ドンホ
- ユ大尉は?
そしてもちろん主人公であるジェヒョクのその後の活躍も!
と気になることだらけなんですよね。
刑務所のルールブックの視聴率!
これだけ面白かった作品、視聴率はどれほどだったのか気になったので調べてみました。
韓国での放送:2017.11.22~2018.01.18 tvN 全32話
(ネットフリックスでは2話ごとにまとめて配信)
平均視聴率7.5% 最高視聴率 11.2%
こちらは地上波ではなくケーブルテレビのドラマ。
この数字はケーブルTVで高視聴率といえるもので韓国でも名作ドラマとの声が非常に多いんだそうですよ!!!
ちなみに「愛の不時着」は最高視聴率が21.683%!!!
刑務所のルールブックのシーズン2の可能性!?
ってことで「刑務所のルールブック」の続編(シーズン2)の予定はないの?
と気になるところですが、おそらくそれは無いでしょうね。
その理由は
- メインストーリーはしっかり完結している
- 韓国ではそもそも続編モノが少ないですし…
という理由から。
しかし前項で話したように”気になる”ところはたくさんあるので、短編スピンオフで主要キャラクターのその後!なんていう作品が出てくる可能性は1mmくらいはあるかも、といったところでしょうか!?
それでもいいから是非観たい!というのがファンの切なる思い、なんとか届きますように!!!!
刑務所のルールブックのいろいろまとめ
あらすじから気になることまでいろいろ書いてきましたが、何よりも一つ言えるのは「いいドラマだった」という事。
タイトルやイメージ写真で「重そう…」と思う方にもぜひおすすめしたい作品です。
そんな私もきっかけはチョン・ヘイン君が出演していたからなんですけどね(笑)