幕末グルメ ブシメシ!第8話(最終話)「魂のブシメシ!」ネタバレ 、あらすじ、感想!




幕末+グルメという異色のコラボテーマのドラマ「幕末グルメブシメシ!」

第7回では五郎右衛門が捕縛されて終わってしまいました。今まで一話完結でしたが
第8回(最終話)はその続きですね、五郎右衛門は無事に生還できるのでしょうか!?

以下ネタバレ注意!

その第8話(最終話) 「魂のブシメシ!」、オフィシャルサイトでは

脱藩を企てた五郎右衛門(田中圭)。しかし、伴四郎(瀬戸康史)の目の前で捕縛され、牢に入れられる。伴四郎は、五郎右衛門に面会を求めるがかなわない。
その上、彼がもう生きることを諦めていることを知る。
なんとか五郎右衛門を救いたい伴四郎は、彼を脱藩に誘ったお松(三吉彩花)に会いに行くが、彼女もまた、人生に絶望していた。
そこで伴四郎は生きる気力を失った彼らのために、魂をこめた料理を作ることを決意する…。

とかんたんに紹介されています。
こちらでは

第8回(最終話)のあらすじをもっと詳しく!

捕縛されている五郎右衛門
お屋敷に伴四郎が行き
「一目五郎右衛門にあわせてほしい」
と面会のお願いをしても会わせてもらえない。

「そして誰一人として会わせることができない!」というのはお殿様からのお達しと聞く・・・

明くる日、衣紋方としての仕事でお殿様に会ったとき伴四郎
殿に嘆願

「脱藩の企ては一時の気の迷い、寛大なる処置を!」

と頼み込む。

しかしお殿様
「気の迷いなら何事も許されるのか?僭越だぞ!」と言った。

伴四郎はお菊に五郎右衛門が捕縛された話をすると
「その脱藩はだれかにそそのかされたのでは?」
と言う。

何かを知っているはずのお松に近づき
五郎右衛門が捕まった、救えるのはあなただけ!」
というも
「関係のないことです」
と一蹴されてしまう。

 

 

干し柿を見つめる平三。
「捕縛された日、長々とむかしばなしをし引き止めてしまった、さっさと行かせていれば捕縛されずに済んだかもしれない」
悔いていたのだった。

そんな頃、五郎右衛門は拷問されていた。
だれにそそのかされたのか? と聞かれるも口を割らない。

元気のないお殿様、心配してくれる千代に
「一時は藩の要職に引き上げようかと思っていた者に愛想を尽かされたのか、このままでは藩が・・」

と、藩の未来を憂いていた。
磯辺と家老『原田』は何も知らないフリ・・・

 

 

諦めきれない伴四郎は再び五郎右衛門に会いに行く。

賄賂を渡そうにも受け取ってもらえず、、差し入れもさせてもらえない。

番人が言うには

五郎右衛門は食べ物をエサに誰の手引きで脱藩を企てたかをきいても
「何もしらない」
と言い
口にするのは白湯のみだと。

生きる気がないのかと問いかける伴四郎
お松を付ける伴四郎は家に入ろうとするところに声を掛ける
受け取ってもらえなかった賄賂を余ったからと差し出し、脱藩をそそのかした者が誰か?を聞いたのだった。

すると、脱藩決行の密書を目の前で燃やされてしまった

お松は話し始める

「自分の兄が青海藩からの脱藩に失敗し打ち首になった。
残された私は御家の取り潰しを免れるため密偵として藩に仕えてる。決めたのも、捕縛されたのも本人の甘さ故。
それにその密書を渡してはわたしの命も危ない、たかが私の命、簡単に切り捨てられてしまう・・・」

と。

そこで伴四郎
「死んではだめた、違う人生を生きて欲しい。五郎右衛門を救うためにあなたの人生を奪う事は出来ない」
とその場を立ち去ろうとした。

しかしそこで何かを感じたお松先ほど燃やした密書は偽物と本当の密書を渡した。

伴四郎が外にでると惨助が家の前にいた。
そして伴四郎惨助=お殿様に先ほどの密書を渡し立ち去った。

再び五郎右衛門に差し入れを持って面会にいった伴四郎。
その本気のまなざしに万人も気を使い会わせてくれた。

五郎右衛門に差し入れたのは「小鮎と江戸野菜のすまし汁」

町外れで貧しい暮らしをしているお松は「すまし汁」をごちそうと言っていた。
貧しい暮らしでもこんなものでも口にすれば気力が湧くと。
五郎右衛門には最期の食事になるかもしれないので出来るだけの事をしてやりたいと衰弱した身体にやさしい「すまし汁」を持って行ってやったのだった。

そんな最期の時、五郎右衛門にお殿様から切腹の命が下った。

次の朝惨助がやってきた。
惨助にやつあたりする伴四郎

そこで惨助は伴四郎に文をもってきた。
五郎右衛門は切腹を免れ藩を出たと。

茶屋で話す伴四郎惨助
「あのまま逃がすと他の家臣に示しがつかない。五郎右衛門には1度死んでもらわなければならかった」

そこへ現れたお松に礼を・・・
と思ったらそれはお松ではなくすずだった!

おしまい。

今回の感想

とうとう最終回、最後までみて思った事は

「うーん・・・」

でした。

結果的に五郎右衛門は無事で自らの志を抱き藩を出て行ったのですが、その部分がなんとなくうやむやになっていたのが残念でした。処理も難しいと思うのでわかるんですけどね。。
具体的には

脱藩をそそのかしたのは誰だったか?

磯辺と原田、そしてお松のその後はどうなったのだろうか?という部分。
そして

切腹!からの・・・

切腹を命じて死んだ事にし、逃がしたのだろうと思うのですがその辺りが強引というか無理矢理という感じ。

 

短い尺の中で全てを表現するのはとても難しいので仕方がないとは思います。
最終話だけ時間延長〜とかできたらまた表現が違ったんでしょうね。

と不満(っぽい)感想ばかり書きましたが、全体としてはテンポがよく、飽きずに見られてよかったです。

このドラマ、はじめの方ではもっと料理の部分のウエイトが高かったように思います。
回を重ねるごとにストーリー部分が太くなっていった為か料理の部分が減っていったように思いましたがみなさんはどう感じましたか?

そして最後に伴四郎がすずに会えてよかったなぁと。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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