もう、いらないんだけどな・・・そう思いながらもなかなか処分できないぬいぐるみ達。
ゴミの日にそのまま捨てるのも、なんだかバチがあたりそうな気がして怖いし、かと言ってずっと置きっぱなしで増えていくだけなのも困ってしまうし・・・。
みんなが幸せになれる、悔いの残らない、ぬいぐるみとのお別れの仕方!
処分するタイミング
断捨離の一環で部屋をスッキリさせたい時、子供がもう興味を示さなくなり、本人も処分して構わないと意思表示をした時、引っ越しすることになった時、それから、彼からのプレゼントで頂いたものだけど別れちゃった時(元カレからのプレゼントだったものの、捨てれずにお持ちの方も多いと思います。)
このような時は、お世話になったぬいぐるみ達と気持ちよくサヨナラできる、いい機会だと思います。
子供や自分を含め家族がお世話になったぬいぐるみの場合
発展途上国の子供たちに専門の団体を通じて寄贈することもできます。
送料は自己負担になる場合もあるかと思いますが、自分には不要なものがどこかの国の貧しい子供達が喜んでくれると思うと、私たちも、幸せな気持ちになりますよね。
寄付できる団体をいくつか紹介します。
国際社会支援推進会 ワールドギフト
集荷依頼をすると指定した日時に集荷に来てもらえます。集められたものは支援物資として海外途上国へ送られます。
かかる費用は
- 3辺合計120サイズは¥2400
- 3辺合計140サイズは¥2900
- 3辺合計170サイズは¥3400
あわせて供養を依頼する場合は各サイズの費用に供養料金、1500円が追加でかかります。
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国際子供友好協会
当団体では、各ご家庭内で不要となった、おもちゃ・ぬいぐるみ・遊具を無料にて引取りを行っております。
皆様からお送りいただいた品物は全て発展途上国の子供たちに送っています。未だ発展途上国では1日50円の生活費を稼ぐために学校も行かず1日中働いている子供達がたくさんいます。その子達は生きる為に毎日必死です。その状況を垣間見て「この子供達に笑顔を届けたい!」そんな思いから私達はスタートしました。
大事にしていたので捨てるのは気がひける・・リサイクルショップで受け取りを拒否された・・まだまだ使えるので誰かに使って欲しい・・処分料がかかるのは困る・・ゴミとして捨てるのは環境問題でどうなのだろう??などなど、お考えではないですか?
送料元払いでこちらの団体に送る事で引き取ってもらえます。またボランティアメンバーが作業中の場合のみ直接の渡す事ができます。(所在地は千葉県佐倉市)
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セカンドライフ
- リユース
3辺合計100サイズは¥1480 3辺合計160サイズ¥1980 - 供養
3辺合計160サイズ¥2980
自宅まで引き取り等全て込みの価格です。
こちらでは1箱につき一件のワクチンの寄付がされます。供養もできますので必要によって選択することが可能です。
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リバティー
沖縄と離島以外であれば日時と時間帯を指定すると集荷にきてくれます。
その際の送料は元払いです。
こちらでも1箱につき一件のワクチンの寄付がされます。
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自分の知らない人の手に渡るものです。あまりにも傷んでいるもの、汚れがひどいものはとても失礼かと思いますので、埃を払い、消臭・除菌し、箱を開けた時、「わあっ!」と、笑顔になっている子供たちの顔を思い浮かべながら梱包したいものですね。
きれいなものや、キャラクターものの状態がいいぬいぐるみは、値段はつかないかもしれませんが引き取ってくれるリサイクルショップもあります。
筆者は新品同様のぬいぐるみや、頂き物で飾っていただけの物やクレーンゲームでゲットしたもの等は、お世話になった小児科さんや歯医者さん、幼稚園に問い合わせ「もしご迷惑でなかったら、もらっていただけませんか?」とお伺いをたてたところ、全て快く引き取っていただき、さらにお礼の言葉まで頂戴し、とても素敵な気持ちになることができました。
燃えるゴミに出すこともできます
(自治体によって若干取り扱いに違いがあるので、出す時は必ず確認してください。)
やはりその際も、少なからず癒され和まされてもらってきた事に感謝の意を込めて、お酒とお塩をふって、できるだけきれいな包装紙に包んであげて指定の袋に入れて、ありがとうと言って(心の中で言うだけでも)出すのがいいのではないかと思います。
故人の遺したぬいぐるみは
最も処分に気を使い頭を悩ませてしまいます。
信じるか信じないかは個人の見解ですので、一概には言う事はできませんが、やはりぬいぐるみのような目鼻のあるものには、持ち主の思い、愛情だったり未練だったり、さまざまな感情が宿っていると言われています。
亡くなった人の思いが、いっぱい詰まったぬいぐるみを、簡単に捨てることは、なかなか心苦しくてできないものです。しかし、いつかは遺品整理をしなくてはなりません。家族の気持ちに区切りがついた時点で、しかるべきところにお願いしましょう。
近くの神社やお寺に出向いて、供養・お焚き上げをいていただくことが一番安心できるのではないかと思います。「人形供養」と言われるものですね。
そして、その日は故人の思い出話をみんなですることで、大切にしていたぬいぐるみも、天国の故人の元で再び寄り添ってくれることと思います。
毎日行われているのかどうか、お布施や供養料はいくらなのか、神社やお寺によって違いますのでお電話やホームページ等で確認してからの方がいいですね。
このような形で供養していただく場合、生きている方に災いが及ばないようにする必要があるので、故人のお名前ではなく、引き継いで所有している方のお名前で、供養してもらうようにしてください。
先に紹介した団体では寄付と同時に供養も行ってくれるところもあるので参考にしてみてはいかがでしょうか。
どのような形でサヨナラするにしても、人間同様、後味の悪い別れ方はしたくないものです。
きちんとした、納得のいくお別れの仕方をすることで、みんなが幸せになることができますよね。参考にしてみてください。