新入社員になって、先輩や上司の顔をやっと覚えてきたころ行われるのが「新入社員歓迎会」ですね。
これからお世話になる方々や仲間たちとの親睦を深め、仕事のためにも人間関係を築いていくきっかけになる大切なイベントです。
今後のためにもきちんとした格好で参加したいですよね。
今回は特に「男性新入社員」に焦点を絞って、歓迎会にふさわしい服装、逆にダメな服装、飲みの席での押さえておきたいマナーについてご紹介します。
服装は「清潔感」をキーワードに。
新入社員ですから、やはり「フレッシュさ」と「清潔感」は大切にしたいところですね。特に清潔感は仕事にも少なからず影響するように感じられるので、とても重要ですよ。
基本はスーツ
特に何も言われていなければ、スーツでの参加が基本になります。普段、スーツで仕事をしている人はそのままでOKです。
仕事中は作業着を着ている人も、歓迎会はスーツに着替えて参加しましょう。
しかし、仕事と全く同じはつまらないですよね。普段よりおしゃれなネクタイに変えるとGOOD。
歓迎会を華やかにします。
スーツがシワシワの人はそう居ないと思いますが、見逃しなのが足元です。革靴でも汚れや傷がないか、ちゃんと磨かれているかチェックしましょう。
「私服でいいよ」と言われたら
私服でもあくまでも社会人らしいさわやかさと清潔感は忘れずに。
・上着…テーラードジャケットなど、きちんと感のあるもの。
・トップス…シャツ、無地のカットソーなど、落ち着いた色のカーディガンを合わせても〇。
・ズボン…チノパン、ストレッチパンツなど。
・靴…私服でもスニーカーでなく革靴がいいでしょう。もちろん汚れや傷のない靴です。
NGな服装とは
私服でも以下のようなものはNGです。
・破れや汚れのある清潔感にかけるもの(ダメージ生地もNG)
・色や柄が派手なシャツ。Tシャツもラフ過ぎるのでよくありません。
・スウェットやジーンズ、短パンなど、ラフすぎるズボン。
・派手すぎるアクセサリー
金のチェーンやネックレス、パンク系のリングなどはイメージがよくありません。
・きつい香水
エチケットとして取られる会社もありますが、基本的には何もつけないほうがいいでしょう。
整髪料の匂いもきついものはNGです。
気を配るのは服装だけじゃない
服装にばかり気を付けていて、そのほかの部分はほったらかしにならないよう、全身の「清潔感」を大切にしましょう。
頭に寝ぐせがついたままや、ひげの剃り残しがあるなどは、どうしてもだらしのない人間に見られてしまいます。
また、歯が汚れていないか、爪が伸びていないかも見逃さずチェックしましょう♪
カバンや靴下など小物にも気を配りましょう。例えば居酒屋で、靴を脱いだら靴下に穴が空いていた。なんてことにならないように気を付けましょう。
飲み会の場での気遣いを忘れずに
仲間との飲み会と違い、会社の飲み会は上司や先輩など目上の方がいます。失礼のないよう、飲みの席での基本ルールをしっかり押さえておきましょう。
上座&下座を理解しておきましょう。
上座は一番偉い人が座ります。
新入社員は下座に座ります。上座がどこかわからずに知らずに座らないように気を付けましょう。
基本的に座敷の入り口から一番遠い席が上座、入り口近くが下座です!
ビールなど注いでもらうときは両手でグラスを持ちましょう。
飲み会の席では先輩からお酌をしてもらう時もあります。
そんな時片手では失礼に当たります。また、顔を覚えてもらうために積極的にお酌をして回るのもいいでしょう。
乾杯の時はグラスの高さに注意。
「乾杯!」でグラスをこつん!
この時に先輩方よりグラスの高さが低くなるようにしましょう。
酔っぱらっても言葉は丁寧にしゃべりましょう。
酔いが回ると地が出やすくなりますが、先輩と話しているのに友達同士の言葉使いになってしまわないように気を付けましょう。
そして、あまり酔いすぎて周囲に迷惑をかけないよう、お酒は自分でセーブしましょうね♪
まとめ
友達同士の飲み会と違って、社会人の飲み会は「仕事の一部」でもあります。
服装や立ち振る舞いに気を遣って少々気疲れするとは思いますが、社会人としての基本のマナーでもありますから、身に着けて損はないですよ。
すこし気をつけるだけでぐっと距離が近づき、これからのお仕事がしやすくなります。
先輩や上司、仲間など周りを見つつ、楽しい歓迎会を過ごしてくださいね♪