『100日の郎君様(ひゃくにちのろうくんさま)』は2018年9月〜10月に放送された韓国のテレビドラマです。
本国での人気を受け日本でもNHKで2020年に放送、若者から大人まで幅広い世代から大きな支持を得ました!
ここではそんな『100日の郎君様』の
- 登場人物の相関図
- 各キャストの経歴や代表作
- ホンシム・ウォンドクの子役は?
などについて紹介していきたいと思います!
100日の郎君様はこんなドラマ
簡単にわかるあらすじ
朝鮮王朝時代、王族の少年イ・ユルは、高官の娘ユン・イソと出会い一目惚れ、結婚を申し込む♡
しかしその直後、国で起こった謀反により王側近であったユン・イソの父は逆賊として殺害されイ・ユルの父(元王の弟だった)は次期王に。
ユン・イソは国を追われ名を変え身を隠して生きる。
離れ離れになった2人…。
それから16年後、世子(セジャ・次の王様)になったイ・ユルは命を狙われ山中で大怪我をしてしまう。
そこで助けられた先では名を変えたユン・イソの家だったのだが、イ・ユルは目覚めたら記憶喪失に。
運命の2人はお互いがイ・ユル〜ユン・イソと気づかずに…
というストーリー!
時代背景・モデルは?
李氏朝鮮時代は政治的な派閥抗争が常に絶えなかったそうですが、このドラマのモデルは1500年辺り。
主人公であるイ・ユルは第12代仁宗がモデルだと言われています!
・父はクーデターで擁立された王・第11代中宗反正で第10代燕山君の弟
・第11代中宗じだいは実質臣下が政治を行っており優柔不断の王といわれていた
・継母となる文定王后尹氏に命を狙われることも度々あった
など。
実際ドラマでは細かいところで事実と食い違う部分もあるのですが、大まかに設定が被るところからこのあたりの時代ではないか?ということなんですね。
100日の郎君様の相関図
『100日の郎君様』では登場人物が多く、顔が分かりづらかったりすることも多いので最初は何がなんだか…なんてことも。
そこで相関図を見ればキャラクターの発言や行動がすんなり理解できるようになります。
引用:https://roukunsama.jp/
そもそもイ・ユルの父のイ・ホ(現国王)はその前の国王の弟です。
本来”国王”は子供に継がせることになりますが、臣下である左議政キム・チャオンが起こしたクーデターで現国王になりました。
臣下であるキム・チャオンがこのドラマの悪役として存在している感じですね。
形式上キム・チャオンは”王”になることはできないので、形だけの王を擁立したり、娘を世子に嫁がせたりなどしながら実質支配していったのです。
そしてこのムヨンとホンシムは兄弟であるというところも一つの大きなポイントでではないでしょうか。
出てくる言葉の意味
このドラマでは”韓国の歴史モノ”という事で普段使われない言葉がたくさん出てきます。
せっかくなのでそこで筆者が気になった(わからなかった汗)言葉を紹介!
左議政(さぎせい)
このドラマのあ悪玉 – キム・チャオンの役職ですが、わかりやすく言えば今でいう今で言えば副総理にあたるもの。
かなりの要職です!
県監(ヒョンガム)
ジェユンが途中からソンジュ村の県監なりましたよね。
朝鮮王朝時代18段階あった品階の12番め、地方官としては最も下の位(従六品)で今でいう村長といったところ。
ちなみに小憎たらしいパク令監(ヨンガム)は18段階あった品階の4〜5番め(従二品〜正三品)あたりの階級になります。
郎君
このドラマのタイトルにもある”郎君”、ここでは夫という意味で使われています。
100日間の夫…、ストーリーを追えばこのタイトルの意味もうなずけますね。
両班(やんばん)
朝鮮王朝時代の身分制度における支配階級の身分のこと。
王族以外の良民(両班、中人、常民)と賤民(奴婢、白丁)に分けられる身分階級の最上位になります。
漢陽
朝鮮王朝時代の首都で現在のソウルのことです。
妾(めかけ)
妾とは妻以外の女性、側室や愛人のことです。
妓生(キーセン)
日本で言うところの芸妓にあたります。
各種の芸を披露したり、性的奉仕することもあったようです。
床入り(とこいり)
同じお布団に入り寝ることです。
要するにそういうことですね♡
100日の郎君様のキャスト深掘り
イ・ユル/ウォンドゥク役 ド・ギョンス
ド・ギョンス
1993年1月12日生まれ
身長172cm
白石高等学校卒
血液型A型
アイドルグループEXO、EXO-Kのメンバーでメインボーカル、グループでは”ディオ”の名で活動しています。
歌が好きで高校時代に歌の大会に参加、そこでスカウトされたそうで2012年4月8日、EXO-Kのメンバーとしてデビューしました。
2014年からドラマ・映画にも挑戦、役に染まるその演技が好評となりその後様々な作品に出演しています。
ユン・イソ/ホンシム役 ナム・ジヒョン
1995年9月17日生まれ
身長162cm
西江(ソガン)大学心理学科卒
2004年にドラマ『愛してると云って』で子役デビューしその美しさ、演技力から子役として多くの映画・ドラマ作品に出演。
2014年『家族なのにどうして?~僕らの恋日記~』からは大人の演技に挑戦し新人賞とベストカップル賞を受賞、子役から成人俳優に成長をするきっかけになった。
チョン・ジェユン役 キム・ソノ
1986年5月8日生まれ
身長183cm
血液型A型
ソウル芸術大学放送演芸科卒
高校時代に演技学院に通う友達にたまたまついて行き、そこでさせられた(笑)演技に多宝しさを感じたのだそう。
2009年に演劇『ニューボーイングボーイング』でデビューし演劇俳優として活動していました。
2017年に『キム課長とソ理事』でドラマ初登場しその演技力が話題に、2作目の『最強配達人』では素手のメイン級のキャスティングという大抜擢、次作『トゥー・カップス』では新人賞と優秀賞を受賞されました!
それと並行し、演劇俳優としての活動も継続、まだ映画出演はないのでこの先映画での活躍も期待されるところですね。
ホンシム・ウォンドク役を演じた子役2人!
イ・ユルの子供時代を演じたチョン・ジフン
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2007年5月31日生まれ
ソウル特別市出身
血液型B型
2013年から活動されていて、映画やドラマ、企業広告などで活躍されています!
あのIUちゃんが出演していた『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』ではドンフンの息子など実はこれまでもどこかで見たことがあるかも!?
↑インスタをされていますので現在の活動はそちらで♪
ユン・イソの子供時代を演じたホ・ジョンウン
大人のホンシムとめっちゃリンクしててすごく印象的だった彼女!
2007年9月14日生まれ
ソウル特別市出身
血液型A型
2012年 SBSドラマ「君だから好き」で子役デビュー!
その後多くのドラマや企業広告でのお仕事で活躍されています。
2016年にはドラマ「オー・マイ・クムビ」では記憶障害の少女として主演もされています。
現在SNSなどはされていないようです、残念。。
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まとめ
100日の郎君様のキャストやきになるアレコレを紹介してきましたがいかがでしたか?
ストーリーや”ことば”、人物の大枠が分かればよりドラマに入っていきやすいかな?と思います。
ドラマ視聴の参考にしていただければ幸いです、ではっ!