2012年ネットに上がった画像とメッセージ、それは後に世界一難関な謎解きゲームと言われる『Cicada3301』というものでした。
ここではそのCicada(シケイダ)3301とはどのようなものなのか? そして結局何のためのゲーム?クイズ?だったのか、ということを小学生でもわかるように噛み砕いて解説していきたいと思います。
Cicada(シケイダ)3301とは?
2012年にアメリカ版の掲示板サイト「4chan」に投稿された画像にあったメッセージがこちらです。
ここからすべてがはじまりました。
“Hello. We are looking for highly intelligent individuals. To find them, we have devised a test. There is a message hidden in this image. Find it, and it will lead you on the road to finding us. We look forward to meeting the few that will make it all the way through. Good luck. 3301.”
「こんにちは。高い知能をもった人間を探しています。探すために、ちょっとしたテストを作りました。このメッセージ内にヒントが隠されています。最後まで解き進み我々へとたどり着くのはごく僅かでしょう。お会いできるのが楽しみです。Good luck。3301」
こちらのメッセージをテキストエディタで開くと出てきたのが謎の文字列。
TIBERIVS CLAVDIVS CAESAR says “lxxt>33m2mqkyv2gsq3q=w]O2ntk”
それを読み解き現れたURLにアクセスすると
こんなページが現れました。
この画像に書かれていたのは
“WOOPS Just decoys this way. Looks like you can’t guess how to get the message out.”
「おっと!こっちはおとりですよ。あなたには解読できないみたいです」
人を食ったようなメッセージ(笑)
ですがこのメッセージをもとに画像を解析するとまたさらにランダムな数字とURLが登場!
もはやWeb版『リアル脱出ゲーム』みたいな感じになってます。
そこにアクセスすると
そこにあったのは
この画像とアルファベットの羅列・・・。
ランダムな数字、画像、アルファベットを組み合わせて出てきたのが電話番号!!
そこにかけると
“Very good. You have done well. There are three prime numbers associated with the original final.jpg image. 3301 is one of them. You will have to find the other two. Multiply all three of these numbers together and add a .com to find the next step. Good luck. Goodbye.”
「ここまで良くきました。続いて、1つ目の画像に含まれてる3つの素数を掛け合わせて、最後に.comをつけたところで待っています。1つは3301。Good luck」
というメッセージ
とまぁこのような謎解きが続き、次に現れたのが
セミの画とQRコード。
そこにアクセスすると
ある文章と
“You’ve shared too much to this point. We want the best, not the followers. Thus, the first few there will receivethe prize. Good luck.”
あなたはここまで情報を漏らしすぎた。我々はベストな人材が欲しい、フォロワーではない。最後まで辿り着く数名にしか褒美はない。Good luck”
が書かれていました。
そのある文章には更なる謎解きが・・・。
というような永遠(ってほどでもないが)につづくゲーム?謎解きがCicada3301のおおまかな概要です!
要するに『謎解きゲーム』って訳です!
何のためのゲーム?クイズ?謎解き?
始めの画像がアップされた数週間後、同じ掲示板に
「こんにちは。私達が探し求めていた人間にようやく出会うことができました。これで1ヶ月に渡って繰り広げられた旅は終わりです、今のとこはね。最後まで辿り着かなかった方、またメールを受け取らなかった方、そんなに落ち込まないで。このようなチャレンジはこれからも続きます。ありがとう。3301 P.S. …..」
というメッセージが書き込まれていたのだそう。
このCicada3301を最後まで解明した人物が未だ表に現れないことで様々な憶測を呼んでいます。
はたしてこれだけの難題を解明したのになぜ名乗り出ないのでしょうか?
謎すぎますね。
とても悪質なイタズラ説!
完全な愉快犯。
ですが世界中のあちこちにQRコードをプリントした紙貼られているのが確認されています。
個人では設置不可能なのでただのイタズラにしてはお金がかかりすぎますもんね。
これはなさそう!
人材を集めるため!
最後のメッセージにもあった
”私達が探し求めていた人間にようやく出会うことができました”というフレーズ。
そこにいち早く辿り着く優秀な人材を本当に探していたという説。
そしてその機関はかなり大きな組織で解明した人間に重大な任務とリスクを与えたので表に出る事が出来ない!
ということであれば説明がつきます。
やはり”何か”の採用試験だったのかもしれませんね。
あるところでは
「Cicada 3301を作成したのはFBI、はたまたCIAなのかもしれない!?」
なんて言われているくらい。
はたまた犯罪組織やテロ組織なのかも?と言う声も。
だとしたらとても恐ろしいですよね!?
まとめ
Cicada3301がなんなのか?についてまとめてきました。
結局未だにCicada3301は何の為のものなのかは分かっていないので様々な憶測をよんでいるのが現状です。
筆者としてはやはり何かの採用の為なのかな? とも思いますが果たして一体何なんでしょうか?
そして真実が分かる日はやって来るのでしょうか?
解明者、そして出題者が表に出てきてくれる日を待つしかありませんね。