驚く安さでありながらしっかりしたクオリティで評判のGTRACINGのゲーミングチェアですが、この度アームレストをAKRACINGの4Dアームレストに交換しました!
ということでこの記事では
- アームレスト交換のきっかけ
- アームレスト加工・交換の工程
- どれくらい変化したか
- 変えてみての感想
について詳しく紹介していきます!
GTRACINGのゲーミングチェアを使っていて感じた不満
2020年には世の中が一変、そこからGTRACINGのゲーミングチェア『GT901 BLACK』を購入しリモートワークに勤しむ日々でした。
その快適さに”おおむね”満足していたのですがちょっと気になる事があったんですよね、それは
「アームレスト(肘かけ)もう少しフィットすればなぁ」
ということ、具体的には
肘掛けの間隔がもっと狭ければなぁ、と思ったんですよね。
実際GTRACINGのゲーミングチェアのレビューを見てみると
という声が結構多かったんですよね。
そこでより快適なリモートワークのためにアームレストを何とできないか?と色々調査していくと…
ゲーミングチェアの一流ブランド、『AK RACING』のアームレストを装着すれば↑の間隔が狭く出来るらしい。
それがこちら
“4D”ってことで(?)昇降はもちろん、前後のスライド、左右に回転し”ハの字”にも出来る事で自分に合った位置にセッティング出来るというシロモノ。
『AK RACING』のチェアの中でも上位機種のPremiumやPro-Xにだけ採用されているっていうのがポイントです。
もとの椅子とは違うメーカーの肘掛けですが、ネット上の口コミを見てみるとどうやら装着可能!ってことで購入することに決めました!
AKRACING・4Dアームレストに交換
ポチった翌日早速到着、作業開始〜の前に、これまで使っていた肘掛けとこれから装着するものを比較してみます。
2つを比較
まず2つを並べて上から見てみると
肘掛けそのものの形・大きさが全然違いますね。
GT RACINGのものは小さいですが中央が窪んでいて肘の収まり自体は悪くない感じ、しかしAK RACINGのものは大きいのはもちろん、素材の柔らかさが絶妙で肘を置いたときの感触が◎!
見た感じAK RACINGの肘掛けに換えると狭くなりそうなのが一目瞭然ですね。
2つを並べ横から見るとこんな感じ
GTのアームレストの方が高低の位置調整幅が若干広いんですね。
ではではAK RACINGの肘掛けを装着していきます!といっても作業はカンタンで
止めてある4点のボルトを外して付け替えるだけですが…
懸念していた事〜そして加工
実は今回のようにAKRACING以外のメーカーの椅子に装着した人の口コミには
ネジ穴の位置にほんの少しズレがあるため、力技でやや強引に取り付けました。
であったり
僅かにネジ穴が合わなかったのでアームレスト側の穴をそれぞれドリルで1mmずつ内側に削り拡張。装着できました。
このような声が若干あり、ちょっぴり不安だったんです。
実際装着しようとするとやはり
穴の位置が微妙にズレていて縦、もしくはナナメに2本しかボルトがハマらなかったんですよね(汗)
あ”ーーーー!!
”2本留め”でもしっかり締めればグラつきはなかったのですが、長く使いたいので穴のためにもやはり4本で留めたいところ。
う〜ん…
悩んだ末、穴が”ズレている”といってもほんの数ミリだったのでヤスリで調整していくことにしました。
削る部分はこんな感じ
自分はアームレストを少しでも前に出したかったので↑の黄色で囲んだ部分下側を数ミリ削っていくことにしました。
(といってもほんの数ミリの違いだけど)
ホントはしっかり削る幅を決めマーキングしてから始めた方が良いと思いますが、感覚でTRYしちゃいました。
地味で単調な作業ですが普段あまりやらないことなのでちょっと楽しい(笑)
↓ヤスリはちゃんと”金工用”のもので
ズリズリ加工し、完了したのがこちら↓
見ての通りホント数ミリでしょ!?(笑)これくらい削るだけで全然OKなので「DIYなんてやったこと無い!」って方でも問題なく出来ると思います。
合わせてみると
めでたくぴったりボルトが入るようになりました。
交換作業は削るのも含めトータル30分ほどで完了、結果こんな感じに変化!
黄色い○の所を見てみると付け替えたことで肘掛けが前よりも座面に近い位置から出ていることが分かると思います。
それぞれ幅を測ったのですが↓。
付け替えたことによって幅が6cm変わりました!
さらにAKRACINGの4Dアームレストは内側に回転させ”ハの字”にすることも出来るので実際には数値以上に狭くなる感じです。
見た目にも高級感が出たような出ないような・・・(笑)
4Dアームレストの使用感
でもっていちばん大事なのは使用感ですよね。
実際に座って肘掛けを自分に合わせ高さ・位置を調整、デスクのキーボードやマウスを操作してみると…
今までよりも全然楽っ!
幅たった6cmの違いですが、脇の開きが以前より自然になったため、長時間の作業でも今までより疲れづらく感じました。
そして4Dアームレストの素材が以前のものより若干柔らかい!というのも楽になった要因の一つであると思います。
さらにでは純正品であったような”ガタツキ”もなくなり、いろいろな意味でとにかく快適になりました!
まとめ
ぶっちゃけ自分的に安い買い物ではなかったですがお値段相応!いやっ、それ以上の満足感が得られました。
穴のズレに関しては少し削るだけで大丈夫なのでとにかく価格を抑えてAKRacing上位機種と同じ機能を堪能したいという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ホント快適になりますよ!
GTRACINGとAKRACINGのゲーミングチェア比較はこちらから↓