パソコンで”それなり”に綺麗に声を録りたい!
と思い立ってマイクを探し数日…色々な情報をネットで探して辿り付いたのがこのマイク『mpm-1000』でした!
価格と音のクオリティのバランスが良く使いやすいということで様々なレビューで高評価を得ていたこちら。
早速購入しその音を確かめてみたので組み合わせたオーディオインターフェイスや録音ソフトなども紹介しつつ、指向性や使い方などとともにレビューしていこうと思います。
mpm-1000の開封
人気商品のため品切れが続いているというmpm-1000、なんとか即納品できるところを探し通販!
やってきたパッケージを開けるとこんな感じ。
本体や付属品、そしてユーザーガイドが入っています。
しかし付属してくる取説は英語って(汗)
でも安心して下さい日本語取説はマランツ公式WebサイトからPDFをダウンロード出来ます!
それでは具体的に見ていきましょう。
本体の他にウインドスクリーン、ショックマウント、デスクトップスタンド、XLRケーブルが付属。
ショックマウント(左上)も付いているのが嬉しいですね!?
普段からコンデンサーマイクを使用している方はショックマウントを持っていると思うのですが、コチラの商品を購入される方は”初コンデンサーマイク”の方も多いかと思います。
そこにこのパッケージはとても気が利いてて素晴らしいですね!
付属のケーブルの長さは2mほど。
卓上でアナウンスやアフレコ、実況などに使う場合はいいかもしれません。
しかしスタジオに持って行ってこのマイクを使う場合はケーブル長さが足りない!と思うこともあるかもしれませんね。
ケーブルやスタンドはあくまで簡易的なものでぶっちゃけそんなに”質がいいもの”ではありませんが、別々に買う面倒がいらないので助かります。
より良い音を求めるならケーブルを・・・という風にいつかなるかも。。
そしてマイク本体がこちら。
サラッとしたつや消しの触感と重さ、1万円以下の値段とは思えない質感ですね。
重量は約300gほど。
付属のショックマウント、デスクトップスタンド、XLRケーブルでセッティングしてみると
こんな感じになりました!
三脚の高さが低いのでショックマウントに対しマイクを上の方にセッティングし、傾けないとケーブルが地面と干渉しちゃいます。
指向性の問題でマイクはきちんと立てて使ってナンボですがそれだと安定感が・・・スタンド自体が軽いのでバランスが悪く、マイクの重さでスグ倒れちゃいそうです(汗)
スタンドは改めて用意したほうが良いかもしれませんね。。
録音環境-オーディオインターフェイス・録音ソフトは?
このmpm-1000はコンデンサーマイクということでパソコンにそのままプラグをぶっ刺して録音したりということは出来ません。
そこでファンタム電源を供給できるマイクプリアンプ、もしくはオーディオインターフェイスが必要となります。
同メーカーにはmpm-1000uというUSBでパソコンと接続できるモデルもあるのですが・・・。
筆者は趣味で音楽制作をするのでギターなどを録音するために以前からオーディオインターフェイスを使用していました。
それがBEHRINGER”社製のオーディオインターフェイス『UMC204HD U-PHORIA』という商品。
こちらもまたとてもコストパフォーマンスが良くとても評価が高いです。
ファンタム電源48vの供給、マイクプリアンプが内蔵されているのでmpm-1000を差し込むだけでマイクに電源が供給され録音が可能になります。
BEHRINGERの製品はコスパがとにかく良いので”なるべく安くそれなりのクオリティを!”という方にはおすすめです。
サウンドハウスで>>>BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC204HD USBオーディオインターフェイスを見てみる。
そして音声を録音するのにソフトはappleのLogic Pro Xを使いました。
筆者はMacを使用するということでコチラ、間違いないでしょ!?
今回はこのような環境で録音しました♪
録音&音のレビュー
それでは録音!
マイクまでの距離は30cmほど、付属のウインドスクリーンは使わず、別で用意したポップガードを使いました。
録った声がこんな感じ。
(変な声とかは勘弁してくださいね笑)
ちなみに録った声にLogicの方で軽〜くコンプを掛けています。
明るめの音で低音は控えめですが全体的にキレイな音質、空気の音が感じられると思いませんか?
ホワイトノイズは多少ありますがクリアに声は録れているかと思います(コンプでホワイトノイズが乗ったというのもある汗)。
実際録ったものを使う場合、無音部分は切ってしまえば良いので問題は無いはず。
気にすれば”わかるかな?”というレベルのノイズなのでナレーションなどに使う際はバックの音の邪魔になる事はなさそうかなと思います。
自然でクリアな声は価格を越えたクオリティと言えるのではないでしょうか!?
指向性、使い方は?
使い方に注意!
皆さん既にご存知かとは思いますが一応。
普段カラオケなどで良く使われるようなダイナミックマイクは
ピンクの矢印の方向に向かって話す・歌うことで音を拾ってくれます。
しかしコンデンサーマイクの”mpm-1000”は
マイクのロゴがある方向、ピンクの矢印の方向に向かって音を向けます。
単一指向性ということでここは重要です!!!
せっかくのマイクの性能を活かすためにも注意してくださいね。
指向性は?
このmpm-1000のタイプは単一指向性カーディオイド型
音を拾ってくれる幅はこのような感じ。
斜めからでも声は拾ってくれますが、やはり当たり前ですがマイクの正面で話したり歌ったりするべきですね。
しかしある程度のカバー角度があるので数人でのコーラス取りやアコースティックギターの録音なんかにもぜんぜん使えますよ!!!
気になったことは?
三脚がショボい
やはり付属の三脚は微妙すね!
- 短足なためにケーブルのが地面に干渉スレスレなこと
- 三脚本体が軽すぎるため倒れやすいこと
が一番気になったところです。
写真のようにポップガードを装着する場合は重量バランスに気をつけないと、ちょっと触れただけで転倒・・・
なんてことになりかねません。
といってもこの三脚なんてオマケみたいなもんですからね(笑)
近いうちに安定したスタンドを購入しようかと思っています!!!
出力がほんの少〜し小さめ?
そして若干出力レベルが小さめかな?と。
録音やスカイプでも使用してみましたが、オーディオインターフェイスのゲインをある程度上げて使用しました。
以前スタジオで別のコンデンサーマイクを使用した際はゲインがもう少し控えめで大丈夫だったような・・・
といっても使用には全く支障がないレベル、あくまでちょっと気になったこと!という感じです。
まとめ
今回はコンデンサーマイク『mpm-1000』をレビューしてきました。
ガチっぽい見た目や付属品、そしてその音は価格を越えたクオリティと言えるのではないか?と思います。
初めてのコンデンサーマイクにぴったりなこちら、品薄で購入が困難とも言われていますが待ってでも買う価値はあるんじゃないか?と。
録音初心者にオススメのおすすめモデルです。
アフレコや実況にはもちろんですが、歌い手さんなんかにもいいんじゃないかな?と。
これまでダイナミックマイクでしか録ったことがない方はその違いにびっくりするバズ!
いい音を求めたらマイクそのものはもちろん、良いオーディオインターフェイスやケーブル、更にマイクプリアンプ、果ては電源なんかにもコダワリだしたりと果てしないオーディオ沼。
しかし価格とクオリティのバランスを考えたらmpm-1000は恐ろしいコスパであると思います。
この記事が皆様の参考になれば幸いです♪
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