毎年次々と出てくる新しいお笑い芸人!最近のお笑いブームにはほんと目を見張るものがありますよね。
かくいう私の弟も流行に影響を受けたのか「お笑い芸人になりたい!」と言って学園祭で即席コンビを組んでコントをしていました…(笑)
そんな芸人さんの中には、「NSC(=New Star Creation)」という吉本興行の主宰する養成所の出身であると公言している方が数多くいます。
国民的お笑い芸人、テレビで大活躍しているあの「ダウンタウン」も、この養成所の1期生としても有名ですよね!
そんな「NSC」はお笑い芸人を目指すのための「学校」なので、当然「入試はあるの?」とか「学費はどれぐらいかかるんだろう…。」なんてたくさんの疑問がわきますよね。
そこで、「NSCに入るには?」ということについてまとめてみました。
NSCの学費ってどれくらいかかるの?
切実な問題ですね(笑)。入学を考えるなら誰しも気になることなんじゃないでしょうか?
学費の内訳は、「入学金」と「授業料」です。具体的には入学金が10万円、授業料は1月25000円で、NSCは1年制なので総額40万円が卒業までに必要になります。
と、その前に受験には選考料5,400円がかかります!
「どんな試験があるんだろう…」その疑問にお答えします!
NSCに入学するためには、2つの審査を通る必要があります。
- まずは「書類選考」
- それを通過すると次は「グループ面接」
この2つです。
書類は何とかなりそう…、でも「グループ面接」って何やらされるんだ?まさかギャグとか必要なのか?と思ったのですが・・・
問題のグループ面接ってどんな事を聞かれるの?
ある卒業生(既に芸人は廃業・・・)に聞いたところ聞かれることとしては、「君はどんなとこが面白いの?」とか、「今までどんなことやってきたの?」とか、いわゆる「面接で聞かれそうな質問」がされるんだそうです。
一応これは吉本興業が非公開としているので、その真意を詳しくは知ることができません!
じゃあ他に何もわからないのかというと、そうではありません。
その卒業生に聞いたとこによると、どうやらこの面接の目的は「変な奴、危ない奴を落すこと」なんだとか(笑)
お笑い芸人の陣内智則さんは、吉本は面接の際「イタイかそうでないかを見極めている」といいます。
とくにいきなり自分のネタを披露しはじめるような人は落ちてしまうこともあるそうです。
逆に、面接中に静かに面接官の話を聞ける人は大体受かるとのこと。
そして真面目に受け答えをするのがBESTだそうです!
「そんなに大人しくてもいいの?」と思ってしまいますが、求められているのは「面白さ」よりも「業界で生きていけるだけの真面目さ」なんですね。
芸人は遊びではなくビジネスなんだ!という姿勢がうかがえます。
NSCに入りたい!募集の時期、受験資格は?
生徒の募集は8月、11月、2月、3月のそれぞれ末日までされています。
つまり、思い立ったらすぐに受験できるんです。
そして学校の雰囲気やカリキュラムを直接説明してもらえる学校説明会も季節ごとに行われています。
こちらはNSCのホームページを随時チェックしてみてください。
受験するための唯一の条件
現在NSCの学舎は東京校・大阪校・沖縄校の3つあります。
ただ、受験するには条件があります。それは、「中学生以上」であること。
また未成年の方は身元保証人の承諾も必要になります。
しかし「将来の夢はお笑い芸人!」という小学生にも朗報!「NSCジュニア」とい小学生から入れる養成所もあります。
こちらでは、芸人だけでなく「子供タレント」の育成にも力を注いでいるようです。
夢に向かって飛び出そう!
ここまで、NSCに入るまでの道のりを簡単に紹介してきました。
お金の問題はあるけど、やっぱり夢は捨てられない!芸人としてステージに立ってお客さんの笑顔が見たい!そんな方も多いでしょう。
どんな困難があっても、好きなんだからやればいい!そう思います。考えるより先に願書を取り寄せちゃいましょう!
NSCのホームページから資料を取り寄せることができます。
資料が手元に来ると芸人を目指している実感がわいてワクワクしてきますよ。
何事も動き出さなきゃ始まりません!