鏡餅のカビの取り方&防止方法。鏡開き後のおいしい食べ方!

お正月の縁起物である「鏡餅」。鏡開きの日にお供えから下げて家族で頂きますが、お餅は表面にカビがついてしまうのが悩みの種ですよね。
せっかくの鏡餅、一年の健康を祈願して出来れば頂きたいものですが、カビの生えたおモチは食べても大丈夫でしょうか?

鏡餅をおいしく食べるために、カビを上手に取る方法や、そもそもカビが出ないように防止する方法、そして大きな鏡餅を飽きずにおいしく食べるレシピをご紹介します!

カビ、どこまでなら食べられる?

そもそも餅は水分を含んでいるのでかびやすいモノです。昔は餅のカビはタワシでこすって取れば多少口に入れても問題ないといわれていました。

けれども餅に生えるカビの中には、毒性のあるものも含まれています
また色のついたところだけを取っても、目に見えないカビの菌糸がもっと奥深く入り込んでいるので表面を削っただけでは十分に取り除けていません!!!

鏡開きの時に断面を見て、奥までカビの色がついている場合は、もったいないですが食べるのは諦めたほうがいいでしょう。

カビの色が表面だけにとどまっているなら、大きく削って安全なところだけ頂くようにしましょう♪

鏡餅のカビの取り方

餅のカビのところから大きく2~3センチほど包丁で削りとります。ですが鏡餅はとっても硬い!ですよね。力任せに包丁を入れていると手が滑ってケガをするかも。

  • そこで、まずお餅を少し柔らかくします
  • 大きなタライに水を入れてお餅を一晩浸します
  • 表面がやわやわになっているので、まずたわしでカビ部分をこすり落とします。
  • 表面がきれいになったらカビの生えていたところを包丁で大きめに削り落とします

一晩待てない!という人は

表面のカビを布などで拭いた後、モチの表面を水で濡らしてラップで包みレンジでチンします
様子を見ながら30~40秒ほど温めると包丁が入るくらい柔らかくなります。
熱いのでやけどに気を付けましょう!温めすぎるとぷくーっと膨らむので要注意です。

鏡餅のカビ防止方法

鏡餅を作るとき、素手で丸めるとお餅の内部にカビの粒子が練りこまれてしまいます。餅は薄いビニール手袋を使うなどして直接触らないようにするといいでしょう。

焼酎を鏡餅の表面にスプレーするかコットンで塗っておくとカビが生えにくくなります。

カビは湿気の多いところに生えるので、餅の下に割りばしを敷いて空間を作ることでカビが生えるのを防止します。カビは気温が5℃以上で増えるので鏡餅はできるだけ涼しいところに飾るといいですよ。

鏡開きは1月11日(関東)又は20日(関西)ですが、松の内(1月7日)を過ぎたらいったん冷凍庫に保管しておくという人もいます。

鏡餅のおいしいレシピ

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鏡開きが終わって小分けにしたお餅は、すぐ食べる分を除いて冷凍保存しておくとおよそ1年間の保存が可能です
お餅はレンジでチンすればすぐに元の柔らかいお餅に戻ります。

たくさん食べよう。お餅レシピ!

手作り揚げ餅

乾いたお餅をサイコロ状に切ります。
熱した油で表面がきつね色になるまで揚げます。
軽く油を切り、お好みで砂糖をまぶすもよし、醤油を絡めるもよし。カレー粉をまぶしても美味しいですよ♪子供のおやつにピッタリです。

フライパンで作る餅ピザ

フライパンに油を引き、その上に5mm厚にスライスしたお餅を並べます。
そのままお餅を焼き、お餅が溶けてきたら上にピザソース・チーズ・サラミ・ピーマン・トマトなどお好みの具をのせます。
蓋をして、チーズがトロッととけたら出来上がり。

和風に具をシーチキンや味海苔、しょうゆにしても美味。アレンジ色々作れて楽しいです。

バター餅

フライパンにバターを溶かして、お餅を揚げ焼き風にします。表演がきつね色になり、カリッとしたら出来上がり。
簡単ですが、表面カリッ中はとろ~って香ばしくてやきつきに♪試してみてください♪

餅雑炊・餅鍋

餅雑炊は、ご飯にプラスでお餅を入れたもの。
餅は一口大に切り分けてお好みの野菜と一緒に投入します。そのまま煮込むと程よく溶けておいしいです。
煮込み過ぎると溶けてなくなるので気を付けましょう。

餅鍋はそのまま、鍋をするときに具と一緒にお餅も入れます。どんな鍋にも合うんですが、おすすめはキムチ鍋!辛さが若干マイルドになってお餅もキムチと相性抜群でおいしいですよ。

いろいろな食べ方で楽しめば、たくさんあった鏡餅の切り餅もいつの間にか消費してしまいますね。
お餅はとても栄養価が高く、冷え性解消や思考力UPなどの効果も期待できます。美味しく食べて健康促進しちゃいましょう♪

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