『伏魔殿』ってどういう意味?類義語と使い方!!

いままできいたことがないことば、伏魔殿(ふくまでん)。

石原元東京都知事がテレビで豊洲新市場についてインタビューされた際に「東京都は伏魔殿だね」と答えているのが流れていましたね。

その意味、そして由来をここではわかりやすく紹介します!

『伏魔殿』ってどんな意味?

【伏魔殿】ふくま‐でん

魔物のひそんでいる、隠れている殿堂。
見かけとは裏腹に、かげでは陰謀・悪事などが絶えず企(たくら)まれている・行われている所。「政界の―」

という意味です。

使い方は?

「あのビルは伏魔殿ですね」

このたとえでは”一見普通の建物のようだが、実はマフィアの幹部が潜んでいる建物”を指してこのように使っています。

前項の意味①の使い方ですね。

「東京都は伏魔殿だね」

東京都は一国の首都として立派にしっかりと機能していると思われるが、その裏側では様々な利権が絡み合い汚職や賄賂など様々な悪が飛び交うところ

と言う意味で、前項の意味②の使い方ですね。

これこそ石原元東京都知事が発言していた使い方ではないでしょうか。

 

他に時事的な使い方として

「ジャニーズは伏魔殿だね」

smap解散において内部のゴタゴタを指して表現!

といった使い方も出来ますよね。

類義語は?

 

魔界、悪の巣窟、魔窟、アジト、など
類義語というよりまさしく「伏魔殿」を説明している言葉といえるでしょう。

由来、語源は?

この伏魔殿(ふくまでん)の由来及び語源ですが

  •  中国の伝奇小説『水滸伝』に登場する建物で「天界を追放された百八の魔星を代々封印している場所
  • イギリスの叙情詩である『失楽園』に登場する都市の名前地獄の首都パンデモニウムは悪魔の集う場所という意味で、これが「万魔殿」「大魔殿」とも訳された。

からきたものと言われています。

 

まとめ

特定の、場所や団体及び集合体を指して使われるこの「伏魔殿」という言葉。

あえてこのような難しい言葉を使う石原元東京都知事はその真意はさておきさすがに元作家ですね。

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